グローバルインターフェース編集者

グローバルインターフェース編集者は全てのウィキにおいてメディアウィキ名前空間を含む全てのページを編集できる信頼された利用者です。彼らはサイトのテンプレートやJavascript (*.js)、Cascading Style Sheets (*.css) リソースのメンテナンスを行います。この権限はCentralAuthとSULを通じてログイン情報を共有するウィキメディア内のあらゆる公開ウィキにおいて有効で、異論のない内容のメンテナンスや、各ウィキのコミュニティーからの要求に基づいた編集のみを行います。この権限を持つ利用者は、権限を不正に行使するとウィキメディア内のウィキに深刻な破壊をもたらすことができるため、インターフェース編集者権限は、過去にコードやスクリプトのメンテナンスを行った確かな実績を持つ利用者にのみ与えられます。

このグローバルグループ「グローバルインターフェース編集者」 (global-interface-editor・別称グローバル インターフェイス管理者) はCentralAuthとSULを用いてアクセスを共有するウィキメディアの、全てのウィキで有効です (閉鎖型のロックされたウィキは対象、プライベートなウィキと編集が制限されたウィキ fishbowl は対象外)。プロジェクトはオプトアウトされないことがあります。グローバルインターフェース編集者はその場合も、各ウィキにおいて本件同様のローカル権限を与えられない限り、異論を呼ぶインターフェースの編集を行なってはなりません。

グローバルインターフェース編集者はより大きなウィキに対して事前の承諾なしにルーチン的にインターフェースの編集を行うべきではありません。コミュニティーが確立されているプロジェクトとメンテナンス用のスクリプトによる処理は避けるべきです。ウィキメディア財団のスタッフによる公式な業務に基づく編集は、その内部方針と権限に基づき、この例外とされます。

この権限を得るにはSteward requests/Global permissionsにおいて依頼を提出するものとし、最低5日間の議論を待つものとします。合意が形成されなおかつ範囲の基準を満たすと、スチュワードによって権限が与えられます。この権限を得る必要性は明示しなければなりません。またコード操作の経験として、例えばメディアウィキの開発を含めたウィキメディアのウィキ上の経歴も合わせて提出する必要があります。

この権限は、ウィキメディア財団からの要求により(多くはUser:Philippe (WMF)を通じて)ウィキメディア財団のスタッフに与えられることがあります。

既定では、どんなときでも任期1年までの一時的な任用です。いくつかの更新がうまくいったあとで、より長い任用が長期のインターフェース管理者によって申請される場合があります。更新の申請はSteward requests/Global permissionsで新たに行うことができます。これはウィキメディア財団の有給職員には適用されません。

インターフェースのアクセス権を保持できるか否かは、活動状況およびコミュニティーの信頼に依拠します。

• 誤った利用や不正利用: もしこの権限を用いてサイトインターフェースへの異論を呼ぶ大規模な追加や変更、あるいは度重なるエラーによって破壊が継続する等の行為を行った場合は、スチュワードによりアクセス権が剥奪されます。解任要求はいずれかのスチュワードに宛ててSteward requests/Permissions#Removal of accessに提出するか、緊急の場合はIRCチャンネル #wikimedia-stewards ^接続 を利用してください。
• 活動停止: 特定の編集者が6ヶ月以上グローバルインターフェースに変更を行わないと、スチュワードによりその権限を取り消されることがあります。
  ウィキメディア財団の業務において権限が付与された財団職員のアカウントはこの方針の限りではないものの、不要になった際はウィキメディア財団の求めに応じて権限が除去されることがあります。

特定のインターフェース編集者の活動評価は、どのスチュワード宛でも、あるいはコメント依頼を介して依頼してください。

技術的な援助の要請はSteward requests/Miscellaneousで行うことができます。技術関連のウィキの質問はTech Forumで尋ねることができます。

もし各ウィキのコミュニティーで異論が起こった場合、冷静に問題を解決するために最大の努力を行わなければなりません。不確かな場合は、その編集とその詳細をそのウィキの伝言板を通じてコミュニティーに通知するべきです。それでも異論が解決しない場合コメント依頼が行われるか、スチュワードによる調査が要求されるかもしれません。

グローバルインターフェース編集者はグローバル利用者ページも作成すべきです。これらのページで、自分がどの権限を保有しそれによって何を行うかを説明すべきです(このページにリンクするなど)。

グローバルインターフェース編集者に割り当てられた権限は以下のとおりです:

• IPベースの速度制限を受けない (autoconfirmed)
• ページを編集 (edit)
• 「Allow only autopatrollers」の保護が設定されたページを編集 (editautopatrolprotected)
• ページのコンテンツモデルを編集 (editcontentmodel)
• 「Allow only editors」の保護が設定されたページを編集 (editeditorprotected)
• 「Allow only autopatrollers」の保護が設定されたページを編集 (editextendedsemiprotected)
• ユーザーインターフェースを編集 (editinterface)
• 「Allow only administrators」の保護が設定されたページを編集 (editprotected)
• 「Allow only autoconfirmed users」の保護が設定されたページを編集 (editsemiprotected)
• サイト全体のCSSを編集 (editsitecss)
• サイト全体のJavaScriptを編集 (editsitejs)
• サイト全体のJSONを編集 (editsitejson)
• 他の利用者のCSSファイルを編集 (editusercss)
• 他の利用者のJavaScriptファイルを編集 (edituserjs)
• 他の利用者のJSONファイルを編集 (edituserjson)
• 制限されたページを編集 (extendedconfirmed)
• 二要素認証を有効化 (oathauth-enable)
• 保護設定を変更し、カスケード保護されたページを編集 (protect)
• 転送ページを作成せずにページを移動 (suppressredirect)
• 許可されていないページ名/利用者名一覧による制限を受けない (tboverride)
• 保護されたテンプレートを編集 (templateeditor)

• グローバルインターフェース編集者: グローバル権限 · グローバルグループ (toolforge) · メンバーの一覧 · グループ変更記録
• グローバル・グループ

• Global policies/ja
• Global user groups that require two-factor authentication/ja
• User groups/ja
• Global interface editors
• Global maintenance/ja
• Global user groups/ja
• Cross-project policies/ja