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YAGレーザー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

YAGレーザー(ヤグレーザー)とは、イットリウム・アルミニウム・ガーネット (Yttrium Aluminum Garnet)を用いた固体レーザーのことである。複合元素それぞれの頭文字をとり「YAG」となる。

概要

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このレーザーで用いられるYAGの結晶は、イットリウムのうち結晶製造時に他の元素を数%ドープ(添加)して置き換えたものが用いられている。研究用・工業用・医療用レーザーなどに最も多く用いられているのはネオジム(元素記号Nd)をドープした Nd:YAGレーザーで、医療用などでエルビウム(元素記号Er)をドープした Er:YAGレーザーも多く使われている。 また、胆石の除去などにはCTH:YAGというクロムツリウムホルミウムをドープしたものが使われる。

危険性

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YAGレーザーなどの近赤外光レーザーは散乱光が見えないため光路調整などに注意が必要である[1]

脚注

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種類
固体レーザー
色素レーザー
気体レーザー
半導体レーザー
その他
レーザー物理
レーザー光学
レーザー分光法
レーザーイオン化
レーザー製造
レーザー医学
レーザー核融合
民間応用
軍事応用

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