SD溶剤
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SD溶剤(エスディーようざい)とは化学名1,2,4-トリメチルベンゼン(別名:プソイドクメン)と2,2,4,6,6-ペンタメチルヘプタン(別名:イソドデカン)の混合物からなる発泡スチロール減容化溶剤。日本国 特許庁 特許第3919785号。
物理的及び化学的性質
[編集 ]- 外観:無色透明液体
- 沸点:169〜182°C
- 初留点:169°C
- 融点:-43.8°C
- 引火点:49°C
- 発火点:413°C
- 爆発限界:知見なし
- 密度:0.83
- 溶媒に対する溶解性:水に難溶
- 発火性(自然発火性):なし
- 酸化性:なし。
ヒトへの健康影響
[編集 ]- 急性毒性 知見なし
- 刺激性 知見なし
- 感作性 知見なし
- 亜急性毒性 知見なし
- 慢性毒性 知見なし
使用方法
[編集 ]SD溶剤で発泡スチロールを減容させることにより処理時に発生する発泡スチロール体積を少なくする。よって輸送効率をアップさせる。減容後は発泡スチロール蒸留分離装置によりポリスチレン樹脂とSD溶剤に分離され、SD溶剤は再度使用することができるリサイクル溶剤。蒸留分離で取出したポリスチレン樹脂は純度が高く品質が良い。
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