2002年のチェコグランプリ
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レース詳細 | |||||||||||||
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2002年のロードレース世界選手権 全16戦中第10戦 | |||||||||||||
決勝日 | 2002年8月25日 | ||||||||||||
開催地 | ブルノ | ||||||||||||
開催コース | 常設サーキット 5.403km | ||||||||||||
MotoGP | |||||||||||||
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250 cc | |||||||||||||
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125 cc | |||||||||||||
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2002年のチェコグランプリ は、ロードレース世界選手権の2002年シーズン第10戦として、8月23日から25日までチェコのブルノ・サーキットで開催された。
概要
[編集 ]125ccクラス決勝では、8台の大集団によるトップ争いを制したルーチョ・チェッキネロがシーズン3勝目を挙げた。ポイントランキングでは、今回5位に終わったマヌエル・ポジャーリとの差をアルノー・ヴァンサンが僅か2ポイントに、ダニ・ペドロサが11ポイントに詰めた[1] 。
250ccクラスでは、終盤にフォンシ・ニエトがラインを外して後退、ロベルト・ロルフォが転倒を喫する中、絶好調を維持しているマルコ・メランドリが6連勝・シーズン7勝目を挙げた。これでチャンピオン争いでは、メランドリがフォンシに対し37ポイントのアドバンテージを築いた[2] 。
MotoGPクラスでは、マールボロ・ヤマハのマックス・ビアッジが独走を遂げ、YZR-M1に初勝利をもたらした。2位には、今回から4ストロークマシンのホンダ・RC211Vを与えられた加藤大治郎が入った。バレンティーノ・ロッシはリヤタイヤのトラブルからピットイン、このシーズン初のリタイヤに終わった。しかしポイントランキングでは、ロッシと2番手の宇川徹との間には依然80ポイントの大差が残った[3] 。
MotoGPクラス決勝結果
[編集 ]順位 | ライダー | マニュファクチャラー | タイム/リタイヤ | グリッド | ポイント |
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1 | イタリアの旗 マックス・ビアッジ | ヤマハ | 44:36.498 | 1 | 25 |
2 | 日本の旗 加藤大治郎 | ホンダ | +2.755 | 2 | 20 |
3 | 日本の旗 宇川徹 | ホンダ | +7.598 | 8 | 16 |
4 | スペインの旗 セテ・ジベルナウ | スズキ | +11.889 | 12 | 13 |
5 | スペインの旗 カルロス・チェカ | ヤマハ | +14.029 | 6 | 11 |
6 | イタリアの旗 ロリス・カピロッシ | ホンダ | +18.260 | 5 | 10 |
7 | イギリスの旗 ジェレミー・マクウィリアムス | プロトン | +24.840 | 10 | 9 |
8 | 日本の旗 阿部典史 | ヤマハ | +26.572 | 15 | 8 |
9 | ブラジルの旗 アレックス・バロス | ホンダ | +28.741 | 16 | 7 |
10 | フランスの旗 オリビエ・ジャック | ヤマハ | +29.156 | 14 | 6 |
11 | アメリカ合衆国の旗 ケニー・ロバーツJr. | スズキ | +32.920 | 19 | 5 |
12 | オランダの旗 ユルゲン・ファン・デン・グールベルク | ホンダ | +38.670 | 11 | 4 |
13 | オーストラリアの旗 ギャリー・マッコイ | ヤマハ | +45.144 | 4 | 3 |
14 | 日本の旗 梁明 | スズキ | +51.932 | 20 | 2 |
15 | 日本の旗 原田哲也 | ホンダ | +1:02.171 | 18 | 1 |
16 | フランスの旗 レジス・ラコーニ | アプリリア | +1:02.238 | 17 | |
17 | フランスの旗 シルバン・ギュントーリ | ヤマハ | +1:13.465 | 21 | |
Ret | イタリアの旗 バレンティーノ・ロッシ | ホンダ | 棄権 | 3 | |
Ret | アメリカ合衆国の旗 ジョン・ホプキンス | ヤマハ | 棄権 | 7 | |
Ret | 日本の旗 青木宣篤 | プロトン | 棄権 | 13 | |
Ret | 日本の旗 中野真矢 | ヤマハ | 棄権 | 9 |
250ccクラス決勝結果
[編集 ]順位 | ライダー | マニュファクチャラー | タイム/リタイヤ | グリッド | ポイント |
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1 | イタリアの旗 マルコ・メランドリ | アプリリア | 41:41.572 | 2 | 25 |
2 | アルゼンチンの旗 セバスチャン・ポルト | ヤマハ | +7.023 | 6 | 20 |
3 | スペインの旗 トニ・エリアス | アプリリア | +8.135 | 7 | 16 |
4 | スペインの旗 フォンシ・ニエト | アプリリア | +8.307 | 1 | 13 |
5 | オーストラリアの旗 ケーシー・ストーナー | アプリリア | +11.322 | 19 | 11 |
6 | フランスの旗 ランディ・ド・プニエ | アプリリア | +11.636 | 9 | 10 |
7 | イタリアの旗 ロベルト・ロカテリ | アプリリア | +16.988 | 3 | 9 |
8 | 日本の旗 松戸直樹 | ヤマハ | +20.984 | 8 | 8 |
9 | 日本の旗 青木治親 | ホンダ | +21.002 | 12 | 7 |
10 | スペインの旗 ダビド・ガルシア | ホンダ | +30.259 | 14 | 6 |
11 | ドイツの旗 ラルフ・ウォルドマン | アプリリア | +30.357 | 10 | 5 |
12 | イギリスの旗 ジェイソン・ビンセント | ホンダ | +30.805 | 23 | 4 |
13 | スペインの旗 アレックス・デボン | アプリリア | +43.592 | 11 | 3 |
14 | ドイツの旗 デューク・ヘイドルフ | アプリリア | +44.141 | 21 | 2 |
15 | スペインの旗 ラウール・ハラ | アプリリア | +50.513 | 16 | 1 |
16 | フランスの旗 エルワン・ナイゴン | ホンダ | +1:02.225 | 22 | |
17 | イギリスの旗 レオン・ハスラム | ホンダ | +1:04.058 | 17 | |
18 | スペインの旗 ダビド・チェカ | アプリリア | +1:15.519 | 13 | |
19 | オランダの旗 ヘンク・ファン・デ・ラグマート | ホンダ | +2:05.290 | 25 | |
20 | ハンガリーの旗 ガボール・リズマイヤー | ホンダ | +1 Lap | 27 | |
Ret | イタリアの旗 フランコ・バッタイーニ | アプリリア | 棄権 | 4 | |
Ret | スペインの旗 エクトル・ファウベル | アプリリア | 棄権 | 20 | |
Ret | イタリアの旗 ロベルト・ロルフォ | ホンダ | 棄権 | 5 | |
Ret | チェコの旗 ヤロスラフ・ユレス | ヤマハ | 棄権 | 24 | |
Ret | マレーシアの旗 シャロル・ユージー | ヤマハ | 棄権 | 18 | |
Ret | スロバキアの旗 Vladimir Castka | ヤマハ | 棄権 | 26 | |
Ret | フランスの旗 ユーゴ・マルシャン | アプリリア | 棄権 | 15 |
125ccクラス決勝結果
[編集 ]
脚注
[編集 ]参考文献
[編集 ]- "MotoGP official website". 2011年3月22日閲覧。