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高品格

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(2018年8月)
たかしな かく
高品 格
高品 格
『ヒッチコックマガジン』1961年5月増刊号(宝石社)
本名 向後 直吉(こうご なおきち)
生年月日 (1919年02月22日) 1919年 2月22日
没年月日 (1994年03月11日) 1994年 3月11日(75歳没)
出生地 日本の旗 日本千葉県 海上郡 飯岡町
(現:旭市)
死没地 日本の旗 日本東京都 大田区
ジャンル 俳優
活動期間 1938年 - 1994年
活動内容 映画テレビドラマ舞台
主な作品
テレビドラマ
清水次郎長
ロボット刑事
右門捕物帖
大都会』シリーズ
長七郎天下ご免!
長七郎江戸日記シリーズ』
澪つくし
映画
嵐を呼ぶ男
麻雀放浪記
受賞
日本アカデミー賞
ブルーリボン賞
その他の賞
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高品 格(たかしな かく、1919年 2月22日 [1] [2] - 1994年 3月11日)は日本俳優。本名、向後 直吉(こうご なおきち)[1] [2]

千葉県出身[1] [2] 。北川事務所[1] 、スタッフ・アップに所属していた[2] 。息子は作家・カウンセラーの向後善之 [3] 。本名から分かる通り、同じ旭市出身の高品剛とは無関係。

人物

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千葉県海上郡 飯岡町に漁師の息子として生まれる。千葉県匝瑳郡 八日市場小学校高等科を卒業後、八日市場区裁判所に勤務する。

1935年東京市 杉並区 高円寺の「東邦拳闘倶楽部」に入ってプロボクサーになり、東洋フライ級チャンピオンまで登り詰めるが、日本映画に感動して俳優を志し1938年日活多摩川撮影所に入社。1939年田坂具隆の監督映画『土と兵隊』でデビュー。芸名はデビューしたこの時に当時の日活の俳優課長、佐藤圓治が名付けた[4] 。高品は一時期本名だった名字でもあり、これを元に「品格が高い」という洒落を掛けた[4] 。最初は格と書いて「いたる」と読んだが、誰もが「かく」と呼び、しかしこちらの方が語呂が良いと判断したため、以後「かく」を正式な芸名とした[4] 、その後、2度に渡り応召する。

復員後、大映を経て1955年に日活に入社し、『女中ッ子』など多数の映画に出演する。1957年石原裕次郎主演の『嵐を呼ぶ男』でボクサー崩れの用心棒を演じて、それ以来アクの強い敵役として数々のアクション映画に出演する。

1970年にフリーになってからは、テレビドラマに活動の場を移し、『大都会』などで活躍。1973年特撮テレビ番組ロボット刑事』で共演した千葉治郎は、撮影の合間に戦時中の体験談を身振りを交えて話す姿が印象的で、色々と学ぶことも多かったと述懐している[5]

1984年の『麻雀放浪記』では主人公の青年に麻雀の積込み技を伝授する老人・出目徳役で出演し、博徒の刹那的な生き方を好演。国内の多くの助演男優賞を受賞した。

1994年 3月11日東京都 渋谷区NHKで、4月スタートの大河ドラマ『花の乱』の打ち合わせを終え帰宅中に車の中で苦しみ、病院へ運ばれたが心不全のため東京都大田区の病院で死去。75歳没。

特技は乗馬 [1] 殺陣 [1]

出演

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映画

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テレビドラマ

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吹き替え

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CM

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その他

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脚注

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注釈

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  1. ^ 第2シリーズ第35話までレギュラー出演。
  2. ^ 撮影期間中に死去したため、途中から織本順吉が演じた。

出典

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  1. ^ a b c d e f 日本タレント名鑑'83』VIPタイムズ社、1982年、130頁。 
  2. ^ a b c d 『日本タレント名鑑'93』VIPタイムズ社、1993年、187頁。 
  3. ^ 父のこと|向後善之|note
  4. ^ a b c 週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年5月31日号「芸名由来記」64頁
  5. ^ 宇宙船』Vol.122、ホビージャパン、2008年10月1日、115頁、ISBN 978-489425-772-6 

外部リンク

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  • 括弧内は作品年度を示す、授賞式の年は翌年(2月)
ブルーリボン賞 助演男優賞
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1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代

括弧内は作品年度を示す、授賞式の年は翌年(2月)

報知映画賞 助演男優賞
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ヨコハマ映画祭 助演男優賞
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