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鈴木良一 (警察官僚)

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鈴木 良一(すずき りょういち、1932年昭和7年〉9月[1] - )は、日本警察 官僚。第14代警察庁長官

来歴

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東京都出身。私立芝中学校・高等学校を経て、1956年 東京大学 法学部卒業後、官僚となる[1] 警察庁の同期入庁に三島健二郎宮脇磊介大高時男飯泉政雄などがいる[2]

刑事局保安部長などを経て、平成2年(1990年)12月7日、警察庁長官に就任[3] 。湾岸危機対策室を設置したほか、雲仙普賢岳の噴火に際して陣頭指揮にあたった。また、ライフワークとしての暴力団排除に力を注ぎ、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」の公布、コカイン情報センターの設置などを強いリーダーシップで推し進めた。交通分野においては、オートマチック車限定免許の導入に踏み切ったほか、交通事故総合分析センターを設置した。退任後、警察共済組合理事長、全国防犯協会連合会理事長などの要職を歴任。勲二等に序せられた。

出典

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  1. ^ a b 『日本警察官僚総合名鑑』163頁。
  2. ^ 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』628頁。
  3. ^ 警察庁ホームページ

参考文献

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  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
  • 小山善一郎・石丸陽編『日本警察官僚総合名鑑』新時代社、2005年。


内務省警保局長
内事局第一局長
国家地方警察本部長官
警察庁長官
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