鈴木平一郎
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鈴木 平一郎(すずき へいいちろう、1896年 2月18日 [1] - 1971年 10月5日 [2] )は、日本の政治家。衆議院議員(1期)。清水市長。
経歴
[編集 ]静岡県清水市出身。1914年 早稲田大学商科卒[1] 。清水市議、同参事会員、静岡県議、同副議長などを経て[2] 、1946年の第22回衆議院議員総選挙に静岡県(当時は大選挙区制)から立候補して当選した。衆議院議員を1期務めた後、清水市農地委員、同委員長を歴任し[2] 、1955年の清水市長選挙に立候補して当選した。
市長在職中は市内に住宅が増設され、日本平にテレビ塔とロープウェイが開設[1] 。1957年には静岡で国体が開かれ、天皇、皇后の視察を受けた[1] 。このほか、石岩ふ頭(富士見ふ頭)の完成や大型漁船の建造も進められた[1] 。
1959年に市長を退任した。このほか清水青果市場社長、清水観光協会会長なども務めた[2] 。1971年死去。
脚注
[編集 ]参考文献
[編集 ]- 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第2巻、歴代知事編纂会、1983年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。