述異記 (東軒主人)
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『述異記』(じゅついき)は、清の東軒主人[1] が撰したとされる文言小説[2] 集。3巻。
概要
[編集 ]東軒主人に関しては素性経歴が不明であるが、『述異記』中に江蘇省 松江府附近の記事が多いため、そのあたりが郷里だったのではないかとも推測されている。1701年に書かれた東軒主人の自序があり、『聊斎志異』の完成が1689年とされるので、そのいくらか後、あるいはほとんど同時代の作と見られている。本書の刊本は、1702年?以降に呉震方が刊行した叢書『説鈴』に収録され伝わっている[3] 。
日本語訳書
[編集 ]参考図書
[編集 ]- 東軒主人輯『述異記』、国立国会図書館デジタルコレクション 《呉震方輯 説鈴》1819年重刊(第27冊)卷41-42 上・中、(第28冊)巻43 下 。
注・出典
[編集 ]関連項目
[編集 ]- 述異記 (祖冲之) .........南朝斉の祖沖之選とされる志怪小説集。
- 述異記 (任ボウ) .........南朝梁の任昉撰とされる小説集。偽書説もある。
- 中国文学
- 志怪小説
- 伝奇小説
- 六朝から清末の文言小説
- 聊斎志異
- 子不語
- 閲微草堂筆記
- 秋燈叢話
- 諧鐸
- 耳食録
- 螢窓異草
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