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(貪欲から転送)
曖昧さ回避 貪欲」はこの項目へ転送されています。五蓋のひとつ(kama-chanda)については「欲 (仏教)」を、アルブレヒト・デューラーの絵画については「貪欲 (デューラー、ウィーン)」をご覧ください。
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(2014年1月)
仏教用語
パーリ語 rāga (ラーガ), lobha (ローバ)
サンスクリット語 rāga (ラーガ), lobha (ローバ)
日本語
英語 greed, sensuality, desire, attachment or excitement for sensory objects, lust, sexual desire, passion
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(とん、: : rāga: : lobha)は、仏教における煩悩のひとつで、 貪り[1] 、欲深いことを意味する。別名を貪欲(とんよく[2] )ともいい、五欲の対象である万の物を必要以上に求める心である[3] 。対義語は無貪(alobha)。

定義

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大乗阿毘達磨集論』(Abhidarmasamuccaya)では以下のように述べられている。

貪(rāga)とは何か? それは三界への愛着を本質とし、諸々の苦を引き起こすことを作用とする。[5]
(何等為貪?謂三界愛為体、生衆苦為業。)

抜粋

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Siñca bhikkhu imaṃ nāvaṃ sittā te lahumessati
Chetvā rāgaṃ dosaṃ ca tato nibbāṇamehisi.

比丘よ、この舟から水を汲み出せ。
汝が水を汲み出せば、軽やかに進むであろう。
貪欲瞋恚とを断ったならば、汝は涅槃に達するだろう。

脚注・出典

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参考文献

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関連項目

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基本教義
人物
世界観
重要な概念
菩提への道
信仰対象
分類/宗派
地域別仏教
聖典
聖地
歴史
美術・音楽

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