角力取山古墳
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角力取山古墳 | |
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墳丘全景 (墳頂にクロマツ(岡山県指定天然記念物)) | |
所在地 | 岡山県 総社市岡谷 |
位置 | 北緯34度39分32.98秒 東経133度46分22.92秒 / 北緯34.6591611度 東経133.7730333度 / 34.6591611; 133.7730333 座標: 北緯34度39分32.98秒 東経133度46分22.92秒 / 北緯34.6591611度 東経133.7730333度 / 34.6591611; 133.7730333 |
形状 | 方墳 |
規模 | ×ばつ約38m 高さ約5m |
埋葬施設 | 不明 |
出土品 | 埴輪片 |
築造時期 | 5世紀後半 |
史跡 | 総社市指定史跡「角力取山古墳」 |
地図 |
角力取山 古墳の位置(岡山県内) 角力取山 古墳 角力取山 古墳 |
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角力取山古墳(すもうとりやまこふん)は、岡山県 総社市岡谷にある古墳。形状は方墳。総社市指定史跡に指定されている。
概要
[編集 ]岡山県南部の低丘陵上に築造された古墳である。「角力取山」の古墳名は、かつて戦前に古墳西側に土俵があり、御崎神社の奉納相撲が催されたことによるという[1] 。これまでに調査は実施されていない[2] 。
×ばつ約38メートル、高さ約5メートルを測るが[1] 、これは方墳としては岡山県で最大規模になる[2] 。段築・葺石の有無は明らかでないが、埴輪片が出土している[1] 。埋葬施設は不明[2] 。築造時期は、墳形から5世紀後半頃と推定される[1] 。
古墳域は1971年(昭和46年)に総社市指定史跡に指定された[1] 。また1972年(昭和47年)には、墳丘上に生育するクロマツの古木が岡山県指定天然記念物に指定されている[3] 。なお古墳北側そばには、後世に旧山陽道が引かれている。
文化財
[編集 ]岡山県指定文化財
[編集 ]角力取山の大松
(岡山県指定天然記念物)
(岡山県指定天然記念物)
- 天然記念物
総社市指定文化財
[編集 ]- 史跡
- 角力取山古墳 - 1971年(昭和46年)3月20日指定[1] 。
その他
[編集 ]- ギリギリ山古墳石室
脚注
[編集 ][脚注の使い方]
参考文献
[編集 ]- 史跡説明板
- 「角力取山古墳」『日本歴史地名大系 34 岡山県の地名』平凡社、1988年。ISBN 4582490344。
外部リンク
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