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西松本駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避 この項目では、1927年に開業した2代目西松本駅について説明しています。1922年に開業した初代の西松本駅については「渚駅 (長野県)」をご覧ください。
西松本駅
駅全景(2006年9月)
にしまつもと
Nishi-matsumoto
AK-01 松本 (0.4 km)
(0.7 km) AK-03
地図
所在地 長野県 松本市 中条 [1] 3-15
駅番号 AK-02
所属事業者 アルピコ交通
所属路線 しかく上高地線
キロ程 0.4 km(松本起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
46人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1927年(昭和2年)5月1日 [2]
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西松本駅(にしまつもとえき)は、長野県 松本市 中条にある、アルピコ交通 上高地線である[1] 。駅番号はAK-02

歴史

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「西松本駅」という名称の駅は1922年(大正11年)に開業したが、これは現在の渚駅に当たる。現在の西松本駅は1927年(昭和2年)に住民の要望で開業した。それと同時に初代の西松本駅は渚駅へ改称された。

年表

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  • 1927年(昭和2年)5月1日:筑摩電気鉄道の西松本駅(2代)として開業[1] [2] 。同時に西松本駅(初代)は渚駅に改称。
  • 1932年(昭和7年)12月2日:松本電気鉄道に社名変更。
  • 1946年(昭和21年)10月:営業を休止し、1948年5月に営業を再開する[1] [3]
  • 2011年(平成23年):4月1日 - アルピコ交通に社名変更。
  • 2014年(平成26年)3月:駅名標を従来のものから渕東なぎさとアルプちゃんが城の壁面をバックにしたデザインに変更
  • 2021年(令和3年)
    • 3月30日:アルピコ交通創立100+1周年を記念して駅名標を渕東なぎさと手毬のデザインに変更
    • 8月15日:令和3年8月の大雨渚駅寄りにある田川橋梁が被災し、運休となる。
    • 8月16日:松本駅 - 新村駅間で代行バス運行を実施。当駅の代行バス乗り場は近くの大宮神社の前だった(のちに山形線の「中条」停留所へ変更)。
    • 10月8日:渚駅 - 新島々駅間で列車の運転を再開。これに伴い代行バスの乗り場が渚橋東詰に変更し松本駅 - 渚駅間にて代行輸送を実施。
  • 2022年(令和4年)6月10日:松本駅 - 渚駅間の列車運転再開に伴いバス代行輸送を終了。

駅構造

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踏切と河川に挟まれた単式ホーム1面1線を有する地上駅 [1] 無人駅。出入り口は東側のみで階段になっている。サイクルトレインの乗車駅となっていた[4] 。 隣の松本駅とは約400mしか離れていない。

利用状況

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日中の利用客は少ないが、朝夕の通勤・通学時間帯には渚駅と同じく、自転車から電車へまたその逆を行う客がいるため比較的混雑する。 1日の平均乗車人員は以下の通りである。[5]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2009 36
2010 30
2011 33
2012 38
2013 41
2014 47
2015 52
2016 55
2017 41
2018 46

駅周辺

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2014年(平成26年)7月まで、駅裏に変電所(のちに松本電鉄社員寮)だった建物があった。以降は解体され現在は建設会社となっている。

隣の駅

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アルピコ交通
しかく上高地線
松本駅(AK-01) - 西松本駅(AK-02) - 渚駅(AK-03)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、306頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ a b 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図 6号 北信越』新潮社、2008年、p.39
  3. ^ 松本電気鉄道株式会社社史編集委員会『曙光-80年の歩み』松本電気鉄道株式会社、2000年3月、177ページ
  4. ^ "サイクルトレインのご案内". 松本電鉄 (2005年6月20日). 2008年3月10日閲覧。
  5. ^ 地方鉄道(JRを除く)駅別乗降旅客人員 長野県統計書 平成30年度 運輸・通信

関連項目

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ウィキメディア・コモンズには、西松本駅 に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

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