薩摩川内市営バス
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薩摩川内市営バス(さつませんだいしえいバス)は、鹿児島県 薩摩川内市の甑島で運行されていた公営バスである。2012年 3月31日に事業を廃止した。
概要
[編集 ]- 下甑村が直営で行っていた「下甑村営バス」、および上甑島内の各自治体が共同で運営していた「上甑島バス企業団」のバス事業を、下甑島・上甑島の全自治体を合併した薩摩川内市が引き継いだものである。
- 道路運送法第4条に基づく「一般乗合旅客自動車運送事業者」である。そのため、車両のナンバープレートは緑ナンバーである。
- 合併前の「下甑村営バス」、「上甑島バス企業団」とも「一般乗合旅客自動車運送事業者」として運行していたため、その立場を引き継いだものである。
沿革
[編集 ]- 1972年 5月1日 下甑村営バス運行開始。[1]
- 1978年 4月1日 上甑島バス企業団設立[1] 。甑島観光交通から路線を譲受。
- 1993年4月1日 上甑島バス企業団、中甑 - 平良間路線開設。[1]
- 2000年 7月21日 下甑村営バス、村内一周定期観光バス運行開始。[1]
- 2004年
- 2012年
- 3月 薩摩川内市営バスの事業を廃止。
- 4月 薩摩川内市甑島コミュニティバス(南国交通委託)に引き継ぐ。
事業廃止時の路線
[編集 ]上甑地域
[編集 ]- 里線
- 中甑 - 茶の木 - 中野 - 薗上 - 役場前 - 八幡前 - 里
- ダイヤ(1日5往復)
- 浦内・桑之浦線
- 中甑 - 中甑港 - こしき園前 - 小島 - 瀬上 - 長目浜 - 桑之浦
- ダイヤ(中甑 - 桑之浦間運行:1日4往復/中甑 - 瀬上間運行:1日4往復)
- 平良線
- 中甑 - 中甑港 - こしき園前 - 大明神大橋 - 鹿の子大橋 - 岩屋 - 平良
- ダイヤ(1日7往復)
- 江石線
- 中甑 - 江石
- ダイヤ(1日7往復)
- 市之浦線
- 八幡宮 - 里波止場 - 市之浦
- ダイヤ(1日5往復)
- 中川原線(夏季運行)
- 中甑 - 中甑港 - レクレーション村
- ダイヤ(1日5往復)
下甑地域
[編集 ]- 長浜港 - 鹿島港線
- 長浜港 - 金井川 - 敬老園前 - 越路 - 林川原 - 吹切公園 - 寺家牧場 - 小牟田 - 住民センター - 消防会館前 - 鹿島港
- ダイヤ(1日3往復)
- 長浜港 - 芦浜線
- 長浜港 - 金井川 - 敬老園前 - 越路 - 芦浜
- ダイヤ(1日1往復)
- 手打港 - 青瀬 - 長浜港 - 瀬々野浦線
- 手打港 - 漁協前 - 浜上 - 法雲寺前 - 平之上 - 下甑支所 - 手打小学校前 - 大原 - (田畑/白木 - 本町公民館前 - 本町 - 向) - 城之峰 - 県道三叉路 - 西部線入口( - 瀬尾) - 瀬尾入口 - 青瀬郵便局前 - 青瀬橋 - 海星中学校前 - 処理場前 - 消防分駐所前 - 診療所前 - 長浜橋 - 長浜港 - 金井川 - 敬老園前 - 長浜浄水場 - バイパス入口 - 自衛隊前 - 内川内入口( - 内川内団地前 - 内川内) - 小屋床線入口 - 遊歩道入口 - ゆすの木 - 赤落とし - たまご石 - 前の平展望所 - 瀬々野浦
- ダイヤ(手打港 - 瀬々野浦間運行:1日4往復/手打港 - 長浜港間運行:1日2往復)
- 手打港 - 本町 - 片野浦線
- 手打港 - 漁協前 - 浜上 - 法雲寺前 - 平之上 - 下甑支所 - 手打小学校前 - 大原 - 白木 - 本町公民館前 - 本町 - 向 - 城之峰 - 県道三叉路 - 一里橋 - 片野浦岡 - 福祉館前 - 前之田橋 - 片野浦浜田
- ダイヤ(手打港→片野浦浜田間運行:1日5本/片野浦浜田→手打港間運行:1日4本)
車両
[編集 ]- 三菱ふそう・ローザが多く使用されていた。
関連項目
[編集 ]- 薩摩川内市
- 甑島列島
- 甑島商船 - 串木野新港〜甑島列島間の航路。(九州商船と鹿児島県のいちき串木野市と薩摩川内市の共同出資。)
- 薩摩川内市コミュニティバス - 本土側で運行。
- 九州地方の乗合バス事業者
脚注
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外部リンク
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