芝生瑞和
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芝生 瑞和(しぼう みつかず、1945年8月15日 - 2005年 3月3日)は、日本の国際ジャーナリスト。
生涯
[編集 ]東京都生まれ。
学習院初等科、中等科、高等科を経て、1970年米国アマースト大学卒。1971年ソルボンヌ大学卒。東海大学、神戸市外国語大学、日本女子大学 講師。1996年から1998年ハーバード大学 ロースクール客員研究員。2000年米国ニューポート・アジア・パシフィック大学より名誉博士号。
NGO活動にも尽力し、ポーランド連帯、パレスチナ、ニカラグア支援等に関わる。
1981年、パレスチナ解放機構のアラファート議長来日時にはアテンド、通訳を務めた。
母方の祖父は荒木貞夫元陸軍大将、第一次近衛内閣文部大臣、男爵。父方の祖父は芝生佐市郎元陸軍中将。
著書
[編集 ]- 『アンゴラ解放戦争』(岩波新書) 1976
- 『ユーロコミュニズムの実験』(三一書房) 1978
- 『タイ・密林の解放戦線 アジアの若ものに未来はないか 世界初、単独潜入ルポ』(現代史出版会) 1979
- 『ポーランド・労働者の反乱』(編著、第三書館) 1981
- 『アラーとマルクスと石油 入門・中東問題の読み方』(光文社、カッパ・ビジネス) 1982
- 『黄色い花の革命 フィリピン1986』(毎日新聞社) 1986
- 『図説フランス革命』(編著、河出書房新社) 1989
- 『フジモリ大統領とペルー』(河出書房新社) 1991
- 『図説アマゾン 大森林の破壊』(桃井和馬写真、河出書房新社) 1992
- 『パレスチナ合意 背景、そしてこれから』(岩波ブックレット) 1993
- 『アメリカよ、驕るなかれ』(毎日新聞社) 2001
- 『「テロリスト」がアメリカを憎む理由』(毎日新聞社) 2001
- 『パレスチナ』(文春新書) 2004