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糸球体内メサンギウム細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避 この項目では、糸球体内のメサンギウム細胞について説明しています。メサンギウム細胞の概要については「メサンギウム細胞」を、糸球体外のメサンギウム細胞については「糸球体外メサンギウム細胞」をご覧ください。

糸球体内メサンギウム細胞(: Intraglomerular mesangium cell)は、糸球体 毛細血管に囲まれる基底膜に存在する細胞

糸球体内メサンギウム細胞は食作用を有するとともに、一種の線維芽細胞であり、メサンギウム基質として知られる不定形の基底膜様物質を分泌する。メサンギウム基質は糖タンパク質(フィブロネクチンなど)およびミクロフィブリルによって構成されており、細胞外マトリックスの一種と言える。糸球体内層を形成しており、通常では内皮細胞毛細血管の内腔から分離する。

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