米川伸一
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米川 伸一(よねかわ しんいち、1931年 12月6日 - 1999年 11月18日)は、日本の歴史学者・経営学者。経済学博士。専門はイギリス史、経営史。一橋大学 名誉教授。かつて日本が経営史研究で世界をリードしていた1960年代から1980年代にかけて、日本を代表する経営史学者として知られた[1] 。
人物・経歴
[編集 ]東京市出身。世田谷区立松原小学校、日本学園中学校、成蹊高等学校を経て、1956年一橋大学経済学部卒業、1958年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、1961年同博士課程修了、経済学博士第1号。論文の名前は「中・近世ノーフォクにおける社会経済的発展 : 近代資本主義社会の成立に関する一研究」[2] 。一橋大学では増田四郎教授に師事した[3] [4] 。
1961年一橋大学商学部専任講師、1965年同助教授、1973年同教授、1994年定年退官、一橋大学名誉教授、明星大学教授。1999年正四位 [5] 。門下に湯沢威(学習院大学名誉教授)、鈴木良隆(一橋大学名誉教授)、和田一夫(東京大学名誉教授)[6] 、西川登(神奈川大学教授)[7] 、濟藤友明(東京理科大学教授)[8] など。
著作
[編集 ]著書
[編集 ]- 『ロイアル・ダッチ=シェル : 欧州石油資本八〇年の歩み』東洋経済新報社 1969年
- 『イギリス地域史研究序説」未来社 1972年
- 『経営史学:生誕・現状・展望』東洋経済新報社 1973年
- 『現代イギリス経済形成史』未来社 1992年
- 『紡績業の比較経営史研究:イギリス・インド・アメリカ・日本』有斐閣 1994年
- 『東西繊維 経営史』同文舘出版 1997
- 『紡績企業の破産と負債』日本経済評論社 2000
脚注
[編集 ][脚注の使い方]
- ^ ジェフリー・ジョーンズ 「ハーバードではなぜ明治維新と岩崎弥太郎を学ぶのか」 ダイヤモンドオンライン2015年9月16日
- ^ 博士論文書誌データベースによる
- ^ 「米川伸一名誉教授略年譜」 一橋論叢1994年11月01日
- ^ 米川伸一 「[橋問叢書 第六十号] 一橋百年、キャプテン・オブ・インダストリの歩み」
- ^ 官報平成12年本紙第2781号 11頁
- ^ 「米川伸一先生(1931-99)を悼む」
- ^ 「昭和56年 学位授与・単位修得論文一覧」 一橋研究
- ^ 「昭和55年度 学位授与・単位修得論文一覧」 一橋研究
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