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簗瀬かおり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
簗瀬 かおり
国籍 日本の旗 日本
泳法 自由形
生年月日 (1967年09月24日) 1967年 9月24日(57歳)
身長 165cm
体重 59kg
獲得メダル
競泳女子
日本の旗 日本
アジア競技大会
1982 100m自由形
1982 200m自由形
1982 400mリレー
1982 400mメドレーリレー
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簗瀬 かおり(やなせ かおり、1967年 9月24日- )は埼玉県出身の元競泳選手。種目は自由形武南高等学校 [1] 東海大学 [2] 出身。モスクワオリンピック・ロサンゼルスオリンピックで2大会連続日本代表に選ばれた。現姓は千葉[1]

人物

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  • 蕨市立蕨東中学校1年時、1980年のモスクワオリンピック日本代表に選考される。ボイコットによりオリンピックに出場出来なかったが、8月に行われた試合で3個の日本新記録を樹立する[3] [4] 。1981年は水泳シーズン開始となる4月から好調で室内選手権において日本新記録を更新した[4] 。6月の日中親善試合では100m自由形で日本新記録を更新[4] 。7月のサンタクララ国際招待では200m自由形で日本新記録を更新[4] 。8月の日本選手権では100m自由形で再び日本新記録を更新して優勝を果たした[4]
  • 1982年、6月の日中対抗試合で100m自由形・200m自由形の2種目で日本新記録を更新[4] 。8月の世界選手権でも100m自由形・200m自由形の2種目でさらに日本新記録を更新した[4] 。12月のアジア競技大会では100m自由形・200m自由形・400mフリーリレー・400mメドレーリレーで4冠を達成した。1983年、7月にロサンゼルスで行われたプレ・オリンピック大会では100m自由形・200m自由形の2種目で日本新記録を更新し優勝した[4]
  • 武南高等学校2年時の1984年ロサンゼルスオリンピック日本代表に選出されたが、83年までの実力を発揮できなかった。
  • 現在は母校武南高等学校の教員であり、水泳部顧問を務めている[1]

自己ベスト

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  • 50m自由形(27秒0・元日本記録)[3]

1987年の日本選手権で佐々木香織に更新されるまで7年間日本記録を維持した。

  • 100m自由形(57秒14・元日本記録)[4]

1988年のソウルオリンピックで中野亜弥子に更新されるまで5年間日本記録を維持した。10回の日本記録更新は同種目歴代1位。

  • 200m自由形(2分01秒72・元日本記録)[4]

1991年の世界選手権で千葉すずに更新されるまで7年半日本記録を維持した。

脚注

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  1. ^ a b c 武南高等学校ホームページ(2021年4月10日)
  2. ^ 日本学生選手権・歴代選手権獲得者
  3. ^ a b 日本水泳連盟機関紙『水泳』214号
  4. ^ a b c d e f g h i j スポーツ記録編集委員会編 『スポーツ記録―オリンピックをはじめ全記録総覧 栄光と挑戦の記録』 教育社、1990年、793-796頁

関連項目

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外部リンク

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日本の旗 日本選手権水泳競技大会 女子50m自由形優勝者
1920年代
1940年代
1950年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
日本の旗 日本選手権水泳競技大会 女子100m自由形優勝者
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
日本の旗 日本選手権水泳競技大会 女子200m自由形優勝者
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代

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