第四只見川橋梁
第四只見川橋梁 | |
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第四只見川橋梁(2018年5月)地図 | |
基本情報 | |
国 | 日本の旗 日本 |
所在地 | 福島県 大沼郡 金山町 |
交差物件 | 只見川 |
用途 | 鉄道橋 |
路線名 | JR 只見線 |
開通 | 1956年 |
構造諸元 | |
関連項目 | |
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第四只見川橋梁(だいよんただみがわきょうりょう)は、福島県 大沼郡 金山町の只見川に架かる東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の鉄道橋である。
概要
[編集 ]国鉄会津線(現・只見線)の会津宮下駅 - 会津川口駅間の延伸工事に伴って1953年(昭和28年)に完成し、1956年(昭和31年)に供用開始した。会津水沼駅 - 会津中川駅間の阿賀野川水系只見川に架かる全長199.11 mの橋梁である(外部リンク参照)。
2021年(令和3年)に17施設からなる「只見線鉄道施設群」の1つとして土木学会選奨土木遺産に認定された[1] [2] [3] 。
平成23年7月新潟・福島豪雨の影響
[編集 ]2011年(平成23年)7月の新潟・福島豪雨では、只見川の増水・氾濫により本橋梁が冠水したが、下路式トラス橋のためか流失する事態は免れている。なお、流木などの衝突により本橋梁のトラス桁および敷設されたレールが歪んでしまっている。また、宮下方の鉄筋コンクリート桁の手前辺りが路盤崩落している。
同年9月末より、会津宮下駅 - 会津川口駅間の2011年内の運転再開に向けて、本橋梁および周辺の路盤の復旧作業[4] を行っていたが、同年11月末には復旧完了となった。同年12月3日より、会津宮下駅 - 会津川口駅間が運転再開となっている。
構造
[編集 ]鉄筋コンクリート桁、プレートガーダー桁、トラス桁の混成形式であり、トラスは横河橋梁製作所(現横河ブリッジ)製である。
- 1連目:単線上路式コンクリート桁(支間長9.60 m)
- 2 - 4連目:単線上路式コンクリート桁(支間長9.80 m)
- 5 - 6連目:単線上路式プレートガーダー(支間長19.20 m)
- 7連目:単線下路式曲弦ワーレントラス(支間長77.5 m)
- 8 - 9連目:単線上路式プレートガーダー(支間長19.20 m)
また、鉄筋コンクリート桁とプレートガーダー桁が若干カーブしているため、橋梁全体がS字を描いているのが特徴である。
周辺
[編集 ]その他
[編集 ]- 只見川に架かる本橋梁は、鉄道ファンやカメラマンの有名撮影ポイントとなっている。
脚注
[編集 ]- ^ "福島県境の只見線鉄道施設群が認定 土木学会の選奨土木遺産 全線再開通への弾みに". 福島民報 . (2021年9月29日). https://www.minpo.jp/news/moredetail/2021092990757 2021年9月29日閲覧。
- ^ "令和三年度土木学会選奨土木遺産が決まりました". 土木学会 (2021年9月28日). 2021年9月29日閲覧。
- ^ "令和三年度 土木学会選奨土木遺産 一覧". 土木学会 (2021年9月28日). 2021年9月29日閲覧。
- ^ "只見線". 金山町観光情報センターOASISのブログ (2011年10月16日). 2011年10月21日閲覧。
外部リンク
[編集 ]- 歴史的鋼橋 第四只見川橋梁(土木学会) — 橋に関する詳細なデータがある。
- 金山町観光情報センターOASISのブログ - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分) — 金山町観光情報センター(OASIS)
只見川の橋 | |
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座標: 北緯37度28分57.6秒 東経139度33分14.0秒 / 北緯37.482667度 東経139.553889度 / 37.482667; 139.553889
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