竹中千里
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竹中 千里(たけなか ちさと)は、日本の環境学者、名古屋大学 教授、理学博士(名古屋大学)。研究分野は森林環境学で、酸性降下物が森林生態系に与える影響•人工林の荒廃が森林物質循環に与える影響•植物を用いた環境浄化•土地利用の変化が、流域の物質動態に与える影響、等の研究を行っている[1] 。石川県出身(10-11p参照)。大気環境学会、日本林学会、日本熱帯生態学会、日本生態学会に所属 [2] 。
略歴
[編集 ]- 1977年 金沢大学理学部化学科卒業。
- 1979年 金沢大学大学院理学研究科修士課程修了。
- 1982年 名古屋大学大学院理学研究科大気水圏科学専攻博士後期課程修了。
- 1983年 日本人女性研究者として海外の南極観測隊に参加[1]。
- 1985年 (株)富士通研究所勤務。
- 1991年 名古屋大学農学部助手。
- 1997年 名古屋大学農学部助教授。
- 2001年〜現在 名古屋大学大学院生命農学研究科教授。
著書
[編集 ]- 1996年 水文地形学(共著)(古今書院)
- 2002年 里山の生態学(共著)(名古屋大学出版会)
- 2008年 ヴィエンチャン平野の暮らし(共著)(めこん)
- 2008年 モンスーンアジアの生態史第1巻生業の生態史(共著)(弘文堂)
- 2008年 水・食・身体 モンスーンアジアの生態史第3巻くらしと身体の生態史(共著)(弘文堂)