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秋乃峰將司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(秋の峰修道から転送)
秋乃峰 將司
基礎情報
四股名 秋山 → 秋ノ山 → 秋山
→白鴎洋 → 秋山 → 一山
→秋の峰 → 秋乃峰
本名 秋山 隆司
生年月日 (1977年03月20日) 1977年 3月20日(47歳)
出身 神奈川県 小田原市
身長 191.3cm
体重 146kg
所属部屋 峰崎部屋
得意技 右四つ、寄り
成績
現在の番付 引退
最高位幕下26枚目
生涯戦歴 380勝354敗15休(108場所)
優勝 序二段優勝1回
データ
初土俵 1995年1月場所
引退 2013年1月場所
備考
2013年 1月30日現在

秋乃峰 將司(あきのみね しょうじ、1977年 3月27日 - )は、神奈川県 小田原市出身で峰崎部屋所属の元大相撲 力士。本名は秋山 隆司(あきやま たかし)。身長191.3cm、体重146kg。血液型はA型。星座は牡羊座。得意手は右四つ、寄り。最高位は東幕下26枚目(2004年7月場所)。

来歴

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相洋高校3年次在学中の1995年1月場所、峰崎部屋から初土俵。同期生には元十両・北勝光がいる。同年5月場所は西序二段156枚の地位で5連勝し、序二段の優勝争いに加わっていたが、6番相撲で栃不動に敗れて優勝を逃す。1996年5月場所、3人による優勝決定戦を制し、序二段優勝。この優勝決定戦は巴戦形式で行われたが、2周目までもつれ込む、珍しいケースだった。翌場所は三段目に昇格し、以後は三段目以上の番付を保っている。1998年5月場所は三段目優勝のチャンスがあったが、6番相撲で山田(のち若兎馬)に敗れ、三段目優勝を逃している。

三段目でやや苦労したが、2000年7月場所で幕下に昇進。峰崎部屋からは3人目の幕下力士となった。以降は幕下と三段目を往復することが続いた。東三段目58枚目だった2002年1月場所は1番相撲から6連勝とし三段目の優勝争いをしていたが、7番相撲で同じく全勝であった黒海に敗れ、三段目優勝を逃した。西幕下52枚目であった2003年5月場所では5番相撲で負傷、6番相撲以降は人生初の休場(6番相撲の若ノ城戦は不戦敗)。翌7月場所も怪我が治らず公傷休場した。

2004年5月場所は西幕下57枚目であったが、6番相撲で大雷童に敗れただけの6勝1敗で終え、翌7月場所は自己最高位となる東幕下26枚目となったが、その場所を負け越した。以降はまた幕下と三段目を往復するようになるが、2009年11月場所では東幕下60枚目で6連勝とし、幕下優勝争いに入る。勝てば幕下優勝が決まる7番相撲は同じく全勝の黒澤(のち益荒海)であったが、押し出しで敗れ、幕下優勝はならなかった。2010年3月場所、西幕下36枚目で1勝6敗に終わったのを最後に、幕下からは遠ざかるようになった。2011年は1月場所中に左膝の靱帯を損傷し、2月に手術を受けていた事を同年5月技量審査場所中に、所属している峰崎部屋の公式ブログにて発表。同場所は公傷休場を除けば初めての全休となった。

現役生活も土俵を務めているうちに長くなり、現役晩年は部屋のちゃんこ長も務めるなど、峰崎部屋を陰から支える存在となったが、2013年1月場所限りで現役引退したことが日本相撲協会から発表された[1]

現在は神奈川県小田原市で「どすこい 力士食堂」を経営している。

主な成績

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通算成績

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  • 通算成績:380勝354敗15休(108場所)
  • 幕下成績:67勝86敗1休(22場所)

各段優勝

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  • 序二段優勝:1回(1996年7月場所)

場所別成績

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秋乃峰 將司
一月場所
初場所(東京)
三月場所
春場所(大阪)
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知)
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡)
1995年
(平成7年)
(前相撲) 西序ノ口46枚目
5–2 
西序二段156枚目
6–1 
東序二段69枚目
2–5 
東序二段106枚目
4–3 
東序二段81枚目
5–2 
1996年
(平成8年)
東序二段37枚目
2–5 
東序二段37枚目
2–5 
西序二段4枚目
優勝
7–0
西三段目14枚目
1–6 
西三段目51枚目
3–4 
西三段目65枚目
3–4 
1997年
(平成9年)
西三段目50枚目
3–4 
東三段目70枚目
4–3 
東三段目53枚目
3–4 
西三段目71枚目
4–3 
東三段目52枚目
3–4 
西三段目64枚目
4–3 
1998年
(平成10年)
西三段目64枚目
4–3 
西三段目46枚目
3–4 
西三段目62枚目
6–1 
西三段目12枚目
3–4 
東三段目26枚目
3–4 
東三段目41枚目
2–5 
1999年
(平成11年)
東三段目68枚目
5–2 
西三段目39枚目
3–4 
西三段目59枚目
5–2 
西三段目29枚目
3–4 
東三段目43枚目
4–3 
東三段目26枚目
4–3 
2000年
(平成12年)
西三段目14枚目
4–3 
東三段目3枚目
3–4 
東三段目18枚目
6–1 
東幕下44枚目
3–4 
西幕下55枚目
3–4 
東三段目4枚目
2–5 
2001年
(平成13年)
西三段目23枚目
5–2 
西幕下57枚目
3–4 
東三段目10枚目
3–4 
東三段目26枚目
4–3 
西三段目12枚目
3–4 
西三段目26枚目
1–6 
2002年
(平成14年)
東三段目58枚目
6–1 
東三段目6枚目
2–5 
西三段目31枚目
4–3 
西三段目17枚目
5–2 
東幕下56枚目
4–3 
西幕下45枚目
2–5 
2003年
(平成15年)
東三段目10枚目
2–5 
西三段目37枚目
6–1 
西幕下42枚目
1–5–1 
東三段目25枚目
休場
0–0–7
東三段目25枚目
4–3 
西三段目10枚目
4–3 
2004年
(平成16年)
西幕下58枚目
3–4 
東三段目9枚目
4–3 
西幕下57枚目
6–1 
東幕下26枚目
3–4 
西幕下33枚目
3–4 
西幕下41枚目
3–4 
2005年
(平成17年)
東幕下53枚目
3–4 
西三段目4枚目
4–3 
西幕下54枚目
2–5 
西三段目15枚目
4–3 
東三段目5枚目
3–4 
東三段目19枚目
4–3 
2006年
(平成18年)
西三段目6枚目
2–5 
東三段目31枚目
4–3 
東三段目18枚目
5–2 
西幕下55枚目
3–4 
西三段目9枚目
3–4 
東三段目24枚目
5–2 
2007年
(平成19年)
東幕下60枚目
3–4 
東三段目14枚目
5–2 
西幕下54枚目
4–3 
東幕下47枚目
3–4 
西幕下58枚目
3–4 
東三段目15枚目
3–4 
2008年
(平成20年)
西三段目26枚目
4–3 
東三段目12枚目
3–4 
東三段目24枚目
4–3 
東三段目13枚目
5–2 
東幕下52枚目
2–5 
西三段目11枚目
2–5 
2009年
(平成21年)
東三段目40枚目
4–3 
西三段目22枚目
3–4 
東三段目36枚目
4–3 
東三段目22枚目
4–3 
東三段目10枚目
4–3 
東幕下60枚目
6–1 
2010年
(平成22年)
西幕下28枚目
3–4 
西幕下36枚目
1–6 
東三段目6枚目
3–4 
東三段目22枚目
3–4 
東三段目40枚目
4–3 
西三段目25枚目
4–3 
2011年
(平成23年)
東三段目13枚目
3–4 
八百長問題
により中止
東三段目27枚目
休場
0–0–7
東三段目82枚目
5–2 
西三段目49枚目
2–5 
東三段目76枚目
6–1 
2012年
(平成24年)
西三段目18枚目
2–5 
東三段目44枚目
3–4 
東三段目61枚目
5–2 
西三段目30枚目
2–5 
西三段目56枚目
5–2 
西三段目27枚目
5–2 
2013年
(平成25年)
東三段目2枚目
引退
3–4–0
x x x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞:=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴

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  • 秋山 隆司(あきやま たかし)1995年1月場所 - 1996年5月場所
  • 秋ノ山 隆司(あきのやま - )1996年7月場所 - 1997年1月場所
  • 秋山 竜二(あきやま りゅうじ )1997年3月場所 - 2001年1月場所
  • 白鴎洋 竜二(はくおうなだ - )2001年3月場所 - 2001年11月場所
  • 秋山 竜二(あきやま - )2002年1月場所 - 2006年1月場所
  • 一山 秋一(はじめやま あきのり)2006年3月場所 - 2007年1月場所
  • 秋の峰 修道(あきのみね しゅうどう)2007年3月場所
  • 秋乃峰 修道(あきのみね - )2007年5月場所 - 7月場所
  • 秋乃峰 將司(あきのみね しょうじ)2007年9月場所 - 2013年1月場所

脚注

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  1. ^ 新十両は栃飛龍のみ、再十両は2人 スポーツ報知 2013年1月30日(2013年1月30日閲覧)

関連項目

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外部リンク

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