瀬底浜
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瀬底浜(せそこはま)は、沖縄県国頭群本部町瀬底にある全長約800メートルの海岸である。別名クンリ浜。
概要
[編集 ]瀬底浜は瀬底島の西側にあり、海岸からみて西側には水納島、伊江島。北側にはアクアポリス、海洋博記念公園がある。 海の前面は水深1〜2メートル。広大なサンゴ礁の海であり、島の人たちの海幸の場であると同時に、夏になると近隣や那覇、中頭からの海水浴客で賑わう海水浴場である。 マリンスポーツとして、バナナボート、シュノーケリング、ダイビング [要曖昧さ回避 ]、ジェットスキーなどが体験できる。 浜の東方には3〜4メートル程の砂丘状になり、アダンや木麻黄が植えられている。これは日陰と防風、防潮、防砂林としての役割を果たしている[1] 。
開発
[編集 ]バブル景気の時代に、瀬底浜付近にホテルを建設しようと計画が立案された。しかし2008年にリーマン・ショックによる金融危機に陥り、この計画を推進していた建設会社が相次いで倒産し、建設半ばのままこの計画は頓挫し、鉄筋等が剥き出しのまま放置されていた。しかし、2015年(平成27年)に株式会社 森トラストがこの土地を買収し、2020年(令和2年)にヒルトンのホテルである「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」、2021年(令和3年)にヒルトン・グランド・バケーションズのタイムシェアである「ザ・ビーチリゾート瀬底 by ヒルトンクラブ」が開業した。将来的には本リゾートと沖縄美ら海水族館と合わせ、営業開始から5年以内に600万人以上の集客を見込んでいる。
周辺施設
[編集 ]- 沖縄美ら海水族館
- 海洋博記念公園
アクセス
[編集 ]- 那覇空港から車で約2時間
- 名護バスターミナルからバスで約40分
脚注
[編集 ]- ^ 『瀬底誌』 瀬底誌編集委員会 平成7年6月発行 441頁