温泉線

アスパング線 0.0 アスパング 473 m ü. A. 7.4 アウスシュラーク=ツォェーベルン ↑下オーストリア州 / シュタイアーマルク州↓ 14.1 タウヘン=シュラウエレック 650 m ü. A. 20.6 ピングガウ市場駅 561 m ü. A. 21.5 ベルク 551 m ü. A. 温泉線、ピンカ谷線

温泉線(ドイツ語;Thermenbahn)は、オーストリア国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は520。正式には、ヴィーナー・ノイシュタット〜アスパンク間が「アスパンク線」、アスパンク〜フリードベルク間が「ヴェクセル線」、残りのフリードベルク以南が「温泉線」であるが、ここでは便宜上これらをまとめて温泉線として扱う。

• REX92系統: ヴィーナー・ノイシュタット - フェーリンク

  2時間に1本の運行。ただし、一部はハートベルク以北のみの運行となる。このため、ハートベルク - フェーリンク間は最大4時間間隔が空くことがある。ノイシュタットで、510号線 ウィーン方面超特急(RJ)と接続する。また、一日あたり、平日3-4往復、休日2往復が、510号線のウィーンまで直通する。

  2020年以前は、フェーリング直通列車に限り、フリードベルク以南で普通列車(R)として運行していた。2022年度以前は、ウィーンへの直通が、一日あたり平日1-3往復、休日2往復であった。

• R92系統: ヴィーナー・ノイシュタット - アスパンク ( - フリードベルク → フェーリング)

  1時間に1本の運行。アスパンク以南に乗り入れるのはうち一日1〜4往復に限られ、特にフェーリングまで運行する列車は平日の片道1本のみであるが、この区間では快速(REX)がローカル輸送を担っている。

  2018年以前は、休日の本数が少なく、休日に2時間に1本の運行であった。2019,20年度に1-2時間に1本の運行(ゼーベンシュタイン以北は1時間に1本の運行)となり、2020年末より1時間に1本の運行となった。

• ハートベルク → フェーリング → グラーツ 【平日・土曜運行】

  一日あたり、平日2本、土曜1本の運行。平日の1本に限り、530号線のグラーツまで直通する。平日の残りの1本は、ハートベルク以北を快速として運行し、ハートベルクで種別変更する列車である。

以下では、オーストリア国鉄520号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

• 種別
  • REX:快速
  • R:普通
• 停車駅
  • ■しかく印:全列車停車
  • ●くろまる印:一部通過
  • ○しろまる印:一部停車
  • |印:全列車通過

路線名	駅名	駅間営業キロ	累計営業キロ			REX	R	接続路線	所在地
520	フェーリンク駅	-	フェーリンクから 0.0			■しかく	■しかく	530号線(セントゴトハールド方面、グラーツ方面)	シュタイアーマルク州	南東シュタイアーマルク郡
	ハッツェンドルフ駅	4.2	4.2			■しかく	■しかく
	ゼーヒャウ駅	9.0	13.2			■しかく	■しかく			ハートベルク・フュルステンフェルト郡
	ユーバースバッハ駅	3.1	16.3			■しかく	■しかく
	フュルステンフェルト駅	3.8	20.1			■しかく	■しかく
	ビーアバウム駅	7.1	27.2			■しかく	■しかく
	バト・ブルーマウ駅	3.1	30.3			■しかく	■しかく
	バト・ヴァルタースドルフ駅	6.3	36.6			■しかく	■しかく
	ゼーバースドルフ駅	2.3	38.9			■しかく	■しかく
	ハートベルク駅	11.0	49.9			■しかく	■しかく
	ザンクト・ヨーハン・イン・デア・ハイデ駅	4.6	54.5			●くろまる	■しかく
	グラーフェンドルフ駅	7.8	62.3			■しかく	■しかく
	ローアバッハ・フォーラウ駅	6.4	68.7			■しかく	■しかく
	デーハンツキルヒェン駅	5.2	73.9			■しかく	■しかく
	フリードベルク駅	3.5	77.4	アスパンクから 21.5		■しかく	■しかく
	ピンガウ市場駅	0.9	78.3	20.6		■しかく	■しかく
	タウヘン・シャウアレク駅	6.5	84.8	14.1		■しかく	■しかく
	アウスシュラク・ツェーバーン駅	6.7	91.5	7.4		●くろまる	■しかく		ニーダーエスターライヒ州	ノインキルヒェン郡
	アスパンク駅	7.4	98.9	0.0	ヴィーンから 84.9	■しかく	■しかく
	エドリッツ・グリンメンシュタイン駅	6.7	105.6		78.2	■しかく	■しかく
	ペータースバウムガーテン駅	2.0	107.6		76.2	|	■しかく
	シャイブリングキルヒェン・ヴァルト駅	3.2	110.8		73.0	○しろまる	■しかく
	グライセンフェルト駅	1.9	112.7		71.1	|	■しかく
	ゼーベンシュタイン駅	3.0	115.7		68.1	○しろまる	■しかく
	ザウターン・シルターン駅	1.1	116.8		67.0	|	■しかく
	ピッテン駅	2.2	119.0		64.8	○しろまる	■しかく
	ブルン・アン・デア・ピッテン駅	1.1	120.1		63.7	○しろまる	●くろまる
	バト・エアラハ駅	2.1	122.2		61.6	●くろまる	■しかく			ヴィーナーノイシュタトラント郡
	ランツェンキルヒェン駅	3.2	125.4		58.4	○しろまる	■しかく
	ヴィーナー・ノイシュタト本駅	7.4	132.8		51.0	■しかく	■しかく	510号線、511号線、521号線、522号線、524号線		ヴィーナー・ノイシュタト市

• Rosa Allerbauer (1985) (ドイツ語). Festschrift zum 75jährigen Jubiläum der Wechselbahn, 1910–1985. Tauchen: Fremdenverkehrsverein Tauchen 
• Hannes Mohr (1913) (ドイツ語). Geologie der Wechselbahn. Wien: Hölder 
• Franz Trimmel (2010) (ドイツ語). Ewchselbahn – Episoden aus dem Leben einer 100-Jährigen (1. ed.). Berndorf: Verlag TRAL. ISBN 978-3-902447-97-5  
• Peter Wegenstein; Hellmuth Fröhlich (Fotographie) (1991) (ドイツ語). Die Strecke über den Wechsel. Dieser Band behandelt die Strecken Wiener Neustadt-Fehring, Bierbaum.Neudau, Friedberg-Staatsgrenze nächst Rechnitz und Oberwart-Oberschützen. Bahn im Bild. Band 77. Pospischil 

• 路線経路、主要施設、許容速度: OpenRailway