コンテンツにスキップ
Wikipedia

水毒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避 この項目では、中国医学系伝統医学において、体液の偏在が起こった状態を指す用語について説明しています。水の過剰摂取に伴う症状の説明については「水中毒」をご覧ください。

水毒(すいどく)、水邪(すいじゃ)とは、中国医学漢方医学などの中国医学系伝統医学において、体液の偏在が起こった状態、つまり体内の水分の代謝障害(水の滞り、水滞、水気、宿水)が起こった状態を指す用語である[1] [要ページ番号 ]。水滞によって病的な浸出液や異常分泌などを起こし、発汗、排尿などにも異変が起こるとされる[1] [要ページ番号 ]。今日では一般的に水毒と言われるが、水邪とも言われていた[1] [要ページ番号 ]

中国医学系伝統医学では、気・血・水の不調が病気を起こすと考えるが、この水滞によって病気が起こったり、病気が治るのを妨げるという病因思想から生まれた言葉である[1] [要ページ番号 ]

参考文献

[編集 ]
  • 長濱善夫『東洋医学概説』創元社、1961年。 

脚注

[編集 ]

関連項目

[編集 ]

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /