武者アレスタ
ジャンル | 縦スクロールシューティング |
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対応機種 |
メガドライブ (MD) 対応機種一覧
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開発元 | コンパイル |
発売元 | 東亜プラン |
プロデューサー | 仁井谷正充 |
デザイナー | コンパイル |
プログラマー |
外山雄一 弓恭羅 |
音楽 | 迫田敏明 |
美術 | 中島和之 |
人数 | 1人 |
メディア | 4メガビット ロムカセット [1] |
発売日 |
日本 199012211990年12月21日 アメリカ合衆国 1990年 |
対象年齢 |
日本 CERO:A(全年齢対象) アメリカ合衆国 ESRB:E(6歳以上) ヨーロッパ PEGI:7 ニュージーランドの旗 OFLC:G |
コンテンツアイコン |
アメリカ合衆国 Mild Fantasy Violence ヨーロッパ Violence |
その他 |
型式:日本 T-35013 アメリカ合衆国 35046 |
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『武者アレスタ』は、1990年 12月21日に日本の東亜プランから発売されたメガドライブ用縦スクロールシューティングゲーム。日本国外では『M.U.S.H.A.』のタイトルで発売された。
同社の『アレスタシリーズ』(1988年 - 1993年)の第3作目。天暦91年を舞台に主人公の「MUSHA部隊」が搭乗する自機を操作し、暴走した環境制御システムの中枢である「大亜51」を倒して地球を救出する事を目的としている。未来を舞台としながらも、鎧武者や瓦屋根などの純和風の世界観を持つ事を特徴としている。
開発はコンパイルが行い、プロデューサーはアレスタシリーズを手掛けた仁井谷正充、プログラムはテクノソフトから発売されたパソコン用ソフト『ヘルツォーク』(1988年)を手掛けた外山雄一とケイ・アミューズメントリースから発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『タッチダウンフィーバー』(1988年)を手掛けた弓恭羅、音楽はナグザットから発売されたPCエンジン用ソフト『エイリアンクラッシュ』(1988年)を手掛けた迫田敏明が担当している。
2008年にはWii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された。
当初は『重殻装甲アレスタ』のタイトルで、エーワンという会社から発売予定だったが、その後発売元が東亜プランになり、タイトルも変更された。
後年、他のゲーム機用ソフトとして移植した事例については、#移植版を参照。
ゲーム内容
[編集 ]システム
[編集 ]方向ボタンで自機移動、Cボタンで通常弾を発射する。特殊兵器のアイテムを取っている場合、その発射はBボタンで行う。Aボタンで自機に随伴するオプションのフォーメーションが変更可能。スタートボタンでポーズ中は、方向ボタンで自機のスピード調整が可能。
メガドライブ標準パッド・ジョイスティックの他、電波新聞社が当時発売していたアナログコントロール操作が可能なジョイパッドにも対応している。
ステージは全7ラウンド構成。プレイ前には「オプション」から、「EASY」・「NORMAL」・「HARD」の3つの難易度を選べる。それぞれの難易度はゲームクリア後に表示されるエンディングのグラフィック枚数に連動(数枚程度の差だが)、「HARD」が一番多い。
武器
[編集 ]武器は、スタート時から装備されている通常弾(SEAL CLUSTER BEAM)とアイテム取得によって得られる特殊兵器(SUB WEAPON UNIT)、そしてオプション(OFFENSIVE OPTION)の3種類に大分される。
特殊兵器はさらに、BLAZING BEAM(ビーム兵器)とVANISHING BUSTER(爆弾)、そしてDEFENSIVE DETONATOR(バリア)の3種類に分かれる。
オプションはパワーチップを3つ取得するごとに1機装備され、最大2機まで装備できる。それ以上取得した場合はストックされ、一定回数被弾して破壊された場合に再装備される。自機がやられてもストック数は減らない。また、このオプションは、弾丸の発射方向やオプション自体の移動方向によって6種類に分かれる。
ストーリー
[編集 ]天暦91年、人類は宇宙に進出し、スペースコロニーも建造されていた。
ある日、月の裏側にあるコロニー群「リトル・ジャパン」の環境制御システムならびにその中枢である「大亜51」が暴走し、他のコロニー群を襲撃しただけでなく、その残骸を取り込んで自己強化に及んだ。
人類側が原因究明に奔走する中、「大亜51」は強力な機動兵器を用いて地球に攻撃を開始する。
そんな中、宇宙空間での作業用スーツを祖とするアームドアーマーの最新版「M.U.S.H.A」(Metalic Uniframe Super Hybrid Armor)を運用する部隊(以下:MUSHA部隊)は出撃命令を受け、さっそく敵の要塞に向けて攻撃を開始するも、敵からの猛攻によって主人公・エリノアを除く4機は戦闘不能になってしまう。
エリノアは敵の前線基地・怒駆絽(どくろ)の動きを止めて中に侵入し、維乃上(いのうえ)を倒す。
その後、別の前線基地で新兵器が製造されていることが判明し、指令を受けた彼女はその敵基地へ移動し、過武器Ζ(かぶきぜーた)を撃破する。
そうこうしているうちに、日本上空に多数の敵機が来襲し、エリノアは日本上空で敵との壮絶な戦いがくり広げた末、由騎悪mk5(ゆきおまーくふぁいぶ)を撃破する。
日本上空の敵を撃退し、帰還しようとした矢先、鬱之宮(うつのみや)率いる敵補給部隊を発見し、戦闘に持ち込む。また、彼女は敵戦艦・霧羅鮫(むらさめ)をキャッチした。アレスタは勇躍、敵の巨大戦艦に追撃をかける。 次いで現れた「大亜51」を撃破したところでエリノアの前にある空間が突然ゆがみ、別の空間に出てしまう。そこで、彼女は胎児玉「亜矢乃麹」(あやのこうじ)と対峙する。
「亜矢乃麹」を撃破して満身創痍の彼女のもとに、シャトルとのドッギング命令が下り、生き延びていた「大亜51」の妨害を退け、シャトルとのドッギングを果たして帰還する。
移植版
[編集 ]No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
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1 | 日本 武者アレスタ アメリカ合衆国 M.U.S.H.A. ヨーロッパ M.U.S.H.A. |
日本 2008年4月1日[2] アメリカ合衆国 200901192009年1月19日 ヨーロッパ 200907172009年7月17日 |
Wii | 不明 | ナグザット | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | 日本では2019年1月31日 配信・販売終了。 |
2 | 武者アレスタ | 日本 201909192019年9月19日 |
メガドライブ ミニ | エムツー | セガゲームス | プリインストール | - | 本体にあらかじめ収録されている42タイトルの中の一つ。 ※(注記) 本機は欧米圏でも販売されるが、日本で販売される版にのみ収録。 |
3 | セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online |
日本 2021年10月26日[3] アメリカ合衆国 2021年10月26日 |
Nintendo Switch | 任天堂 エムツー |
任天堂 | ダウンロード | - |
- Wii版
- 難易度「Hard」クリア時にのみ表示されるエンディングビジュアルにおいて、オリジナルでは描かれている極一部の特定人体部位が無い(ゲーム本編・ストーリーには全く影響しない)。
スタッフ
[編集 ]- ゲーム・デザイン:コンパイル
- スーパーバイザー:広野隆行
- プログラマー:外山雄一 (68000 SIDE)、弓恭羅 (Z80 SIDE)
- アート・ディレクター:中島和之
- ビジュアル協力:寺本耕二、佐藤典司、山田晶二、MASHIRA FX-3
- ミュージック・コンポーザー:WASHIJA(迫田敏明)
- サウンド・エフェクト:MATS(塚本雅信)
- スペシャル・サンクス:水田浩司
- テスト・プレイヤー:BOBMITSU、MIKEO(末永勝治)、ZENCHI、渡辺康成
- プロデューサー:仁井谷正充
評価
[編集 ]評価 | ||||||||||||||||||||||||||||
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項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 4.28 | 4.18 | 3.92 | 4.28 | 4.18 | 3.90 | 24.74 |
- ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年、太田出版)では、最強状態でも集めたアイテムが無駄にならない事や、ミスになりにくい自機などに関して「シューティングの根っことでも言うべき部分を大切にしたもの」と高く評価されているTemplate:R\megadrivetaizen57。また本作が「大量破壊による快感とアドリブ主体のバランス」で成立しているとした上で、「『シンプル・イズ・ベスト』の味わい」と肯定的に評価した[12] 。
脚注
[編集 ]- ^ a b c 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、64頁。
- ^ 土本学 (2008年3月31日). "「バーチャルコンソール」4月配信開始タイトルが公開に、MSXは5月" (日本語). iNSIDE . イード. 2020年3月11日閲覧。
- ^ ""Nintendo Switch Online+追加パック"が本日よりサービス開始。ニンテンドウ64やメガドラソフトが楽しめる! 11/5からは『あつ森』DLCも!!" (日本語). ファミ通.com . KADOKAWA (2021年10月26日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ Leadbetter, Richard (February 1991). "Megadrive Review: MUSHA". Computer and Video Games (111): 39.
- ^ a b "M.U.S.H.A. for Wii (2009)" (英語). MobyGames . Blue Flame Labs. 2018年5月27日閲覧。
- ^ a b "武者アレスタ まとめ [メガドライブ]" (日本語). ファミ通.com . KADOKAWA CORPORATION. 2016年1月30日閲覧。
- ^ a b "M.U.S.H.A. for Genesis (1990)" (英語). MobyGames . Blue Flame Labs. 2018年5月27日閲覧。
- ^ "MUSHA". MegaTech (1): 79. (December 1991).
- ^ "Musha Aleste". Raze (7): 66. (May 1991).
- ^ "Aleste". Sega Pro (1): 18. (November 1991).
- ^ "MUSHA". Sega Force (10): 68-69. (October 1992).
- ^ a b 「Chapter 03 1990年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』太田出版、2004年9月29日、57頁。ISBN 9784872338805。
関連項目
[編集 ]外部リンク
[編集 ]- 武者アレスタ | Wii(R) バーチャルコンソール メガドライブ 公式サイト
- 武者アレスタ セガゲームス メガドライブ ミニ収録作品情報ページ
- M.U.S.H.A. (英語) - MobyGames
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