柳津ダム
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柳津ダム | |
---|---|
左岸所在地 | 福島県 河沼郡 柳津町大字飯谷字上川原 |
位置 |
柳津ダムの位置(日本内) 柳津ダム |
河川 | 阿賀野川 水系 只見川 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 34 m |
堤頂長 | 216.7 m |
堤体積 | 34 千 m3 |
流域面積 | 2,700 km2 |
湛水面積 | 207 ha |
総貯水容量 | 24,309 千 m3 |
有効貯水容量 | 5,864 千 m3 |
利用目的 | 発電 |
事業主体 | 東北電力 |
電気事業者 | 東北電力 |
発電所名 (認可出力) | 柳津発電所 (75,000 kW) |
施工業者 | 前田建設工業 |
着手年 / 竣工年 | 1952年 / 1953年 |
出典 | [1] |
テンプレートを表示 |
柳津ダム(やないづダム)は、福島県 河沼郡 柳津町にあるダムである。
概要
[編集 ]東北電力により一級水系 阿賀野川水系只見川に建設された水力発電用ダムであり、只見川では片門ダムについで下流部にあるダムである。堤体には5門のローラーゲートを設置している。天端上は車両の通行が可能で、ダムの仕組みを描いた看板が掲示されている。ダム周辺は桜や紅葉の名所となっており、東北電力初代社長である白洲次郎の「この発電所の完成は地元の人々の理解ある協力と、東北電力従業員の不抜の努力なしには不可能であった。その感激と感謝の記録にこれを書く」との言葉が刻まれた石碑が建立されている。当ダムのダムカードは同町内の道の駅会津柳津にて配布されている。2023年(令和5年)9月に只見川ダム施設群として土木学会選奨土木遺産に認定された[2] 。
柳津発電所
[編集 ]ダム左岸側に堤体と直結して発電所建屋が設置されている。1953年 8月に最大出力50,000 kWで運転を開始し、後に現在の最大出力である75,000 kWに増強された。発電機は堤体直下に位置し、最大有効落差は25.39 mである。2011年7月に発生した平成23年7月新潟・福島豪雨では発電所内が浸水し、発電を停止せざるを得ない状態に見舞われた。
近隣
[編集 ]脚注
[編集 ][脚注の使い方]
関連項目
[編集 ]ウィキメディア・コモンズには、柳津ダム に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
[編集 ] スタブアイコン
この項目は、ダムに関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(建築CP/ダムPJ)。