松陰寺 (佐賀市)
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松陰寺 | |
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所在地 | 佐賀県 佐賀市 久保泉町川久保3408 |
位置 | 北緯33度19分53.5秒 東経130度19分17.0秒 / 北緯33.331528度 東経130.321389度 / 33.331528; 130.321389 座標: 北緯33度19分53.5秒 東経130度19分17.0秒 / 北緯33.331528度 東経130.321389度 / 33.331528; 130.321389 |
山号 | 医王山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦三尊 |
創建年 | 不明 |
開山 | 賢渚 |
開基 | 松陰大姉 |
正式名 | 医王山松陰寺 |
法人番号 | 8300005000692 ウィキデータを編集 |
松陰寺の位置(佐賀県内) 松陰寺 松陰寺 松陰寺 (佐賀県) | |
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松陰寺(しょういんじ)は佐賀県 佐賀市にある曹洞宗の寺院[1] 。山号は医王山[2] 、本尊は釈迦三尊 [2] 。
歴史
[編集 ]伊藤常足が記した「大宰管内志」に依ると、元々は鈴隈山の南麓にある神代家の御霊屋下に在った[3] 。この付近に太郎丸という土地があり、そこに行基が作ったと伝わる薬師如来像があったことから[3] 、鍋島勝茂の娘で神代常親の室であった性空院(松陰大姉)が、先祖の菩提を弔うために仏殿を建立したとされ[2] 、開山は高伝寺の12世を務めた[4] 賢渚と伝わる[2] 。
山門の扁額は明暦3年(1657年)に来日した臨済宗黄檗派の僧侶・即非如一の筆によるものと云う[2] 。また、本尊の釈迦三尊は唐佛(中国から伝わったもの)とされ、釈迦と弟子の阿難・迦葉であるという[2] [3] 。
脚注
[編集 ]参考文献
[編集 ]- 『日本歴史地名大系 42 佐賀県の地名』平凡社、1980年3月10日、 ISBN 4-582-49042-5