松田源五郎
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松田 源五郎(まつだ げんごろう、1840年5月(天保11年4月 [1] [2] )- 1901年(明治34年)3月1日[1] [2] )は、明治期の実業家、政治家。衆議院議員、長崎市会議長。
経歴
[編集 ]肥前国 彼杵郡、のちの長崎県 [1] 長崎区(現長崎市 [2] )酒屋町[3] の鶴野家で生まれ[3] 、貿易業の叔父・松田勝五郎の養子となる[3] 。私塾で学び[1] 、家業を継承した[3] 。
1872年(明治5年)永見伝三郎と共同で金融業・永見松田商会(立誠会社に改称)を設立し、のちに十八銀行に発展させ頭取に就任[3] 。その他、小野組長崎支店支配人、東京築地活版製造所取締役、長崎商法会議所会頭、九州鉄道取締役、長崎電灯(のち長崎電気瓦斯)取締役、長崎製氷取締役、九州倉庫取締役、香港ローラ麦粉取締役、長崎貯蓄銀行頭取、石川島造船所(現IHI)監査役、東洋浚渫社長などを務めた[1] [2] [3] 。
政界では、長崎県会議員、長崎区連合町会議員、同議長、長崎市会議員、同議長を務めた[1] [2] [3] 。1892年(明治25年)2月、第2回衆議院議員総選挙(長崎県第1区、中央交渉会)で当選し[4] 、議員倶楽部に所属して衆議院議員に1期在任した[1] [2] 。
家族
[編集 ]- 庶子・松田精一(1875-1937)- 長崎商工会議所会頭、長崎貯蓄銀行頭取、長崎興業社長、十八銀行第5代頭取、東京築地活版製造所第6代社長[5] [6]
- 娘・サダ(1882-?)-台中県知事加福豊次の妻[7]
脚注
[編集 ]参考文献
[編集 ]- 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
- 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
- 『長崎県大百科事典』長崎新聞社、1984年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。