松平武成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 時代 | 江戸時代後期 |
|---|---|
| 生誕 | 文政8年7月3日(1825年 8月16日) |
| 死没 | 弘化4年9月20日(1847年 10月28日) |
| 戒名 | 鋭岳大憲院 |
| 墓所 | 東京都 荒川区 東日暮里の善性寺 |
| 官位 | 従五位下 右近衛将監 |
| 幕府 | 江戸幕府 |
| 主君 | 徳川家慶 |
| 藩 | 石見 浜田藩主 |
| 氏族 | 高須松平家→越智松平家 |
| 父母 |
父:松平義建、母:規姫(徳川治紀の五女) 養父:松平武揚 |
| 兄弟 |
源之助、徳川慶勝、武成、整三郎、 徳川茂徳、容保、定敬、鐡丸、義勇、幸 |
| 妻 | 正室:千重姫(徳川斉匡の十五女) |
| 子 | 養子:武聰 |
| テンプレートを表示 | |
松平 武成(まつだいら たけなり/たけしげ)は、江戸時代後期の大名。石見国 浜田藩第3代藩主。官位は従五位下・右近衛将監。越智松平家第7代当主。
略歴
[編集 ]天保13年(1842年)、先代藩主の松平武揚(血統上は母方の従弟にあたる)が早世したため、その跡を継ぐ。藩財政再建のために天保14年(1843年)より倹約令を出し、さらに弘化3年(1846年)には横井小楠の意見を用いて山林の藩経営化や瓦・陶器の製造、養蚕業や製鉄業、製糸業、鉱山開発などの産業奨励に尽力することで藩政再建を目指したが、弘化4年(1847年)9月20日に23歳で早世した。跡を養嗣子(武揚と同じく母方の従弟にあたる)の武聰が継いだ。法号は鋭岳大憲院。墓所は東京都 荒川区 東日暮里の善性寺。
系譜
[編集 ]系図
[編集 ]実際の親子関係と婚姻関係のみを示す。
女 (越智)
松平武揚 (水戸)
徳川慶篤 (一橋/将軍)
徳川慶喜 (越智)
松平武聰 (尾張)
徳川慶勝 (越智)
松平武成 (高須/尾張/一橋)
徳川茂徳 (会津)
松平容保 (桑名)
松平定敬 (高須)
松平義勇
松平武揚 (水戸)
徳川慶篤 (一橋/将軍)
徳川慶喜 (越智)
松平武聰 (尾張)
徳川慶勝 (越智)
松平武成 (高須/尾張/一橋)
徳川茂徳 (会津)
松平容保 (桑名)
松平定敬 (高須)
松平義勇
越智松平氏浜田藩3代藩主(1842年 - 1847年) | |
|---|---|
| 古田家 | |
| 松井松平家 | |
| 本多家 | |
| 松井松平家 | |
| 越智松平家 | |