木曽川港駅
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木曽川港駅 | |
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臨時電車が乗り入れた木曽川港駅(1922年) | |
きそがわこう KISOGAWAKŌ | |
◄木曽川橋 (0.9 km) | |
所在地 | 愛知県 一宮市北方町 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 尾西線 |
キロ程 | 34.7 km(弥富起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1918年(大正7年)5月1日 |
廃止年月日 | 1959年(昭和34年)11月25日 |
備考 | 貨物駅 |
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木曽川港駅(きそがわこうえき)は、現在の愛知県 一宮市北方町にあった、名古屋鉄道 尾西線の貨物駅。
歴史
[編集 ]現在の玉ノ井駅から先にあった廃止区間(玉ノ井駅・木曽川港駅間)に存在した駅で、木曽川の石材運搬の舟運に連絡し、石材運搬を行うための貨物駅であった。そのため木曽川の堤防(御囲堤)を越える必要があり、堤防をスイッチバックで乗り越えていた。
貨物駅であるため旅客列車は通常乗入れなかったが、水泳客向けの臨時列車が当駅まで運行されることもあった[1] 。
- 1918年(大正7年)5月1日 - 尾西鉄道により木曽川橋駅・当駅間が貨物線として開業した際に開設。
- 1922年(大正11年)7月10日 - 新一宮駅・当駅間が電化。
- 1925年(大正14年)8月1日 - 買収により名古屋鉄道尾西線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)3月21日 - 奥町駅・当駅間が不要不急路線に指定され休止。
- 1959年(昭和34年)11月25日 - 休止中の玉ノ井駅・当駅間の廃止に伴い廃駅。
配線図
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木曽川港駅 - 木曽川橋駅 構内配線略図(1943年)
→
新一宮方面
新一宮方面
現在
[編集 ]- 駅跡は河川敷であるが、開渠の跡がわずかに残っている。
- スイッチバックの地点は名鉄名古屋本線 木曽川堤駅から堤防下流側へ約200m。木曽川港駅跡は名鉄名古屋本線木曽川堤駅から堤防下流側約500m付近の河川敷内。
脚注
[編集 ]- ^ 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』、アルファベータブックス、2019年、p.34、ISBN 978-4865988475
- ^ 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』、アルファベータブックス、2019年、p.184、ISBN 978-4865988475
関連項目
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