有頂天 (B'zの曲)
「有頂天」 | |
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B'z の シングル | |
初出アルバム『EPIC DAY』 | |
B面 | Endless Summer |
リリース | |
規格 | マキシシングル |
録音 | 2014年8月 - 2015年 |
ジャンル | |
時間 | |
レーベル | VERMILLION RECORDS |
作詞 | 稲葉浩志 |
作曲 | 松本孝弘 |
プロデュース | 松本孝弘 |
ゴールドディスク | |
チャート最高順位 | |
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B'z シングル 年表 | |
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「有頂天」(うちょうてん)は、日本の音楽ユニット・B'zの楽曲。2015年1月14日にVERMILLION RECORDSより51作目のシングルとして発売された[5] 。
概要
[編集 ]19thアルバム『EPIC DAY』からの先行シングル。
前作『GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-』から約3年ぶりのシングル[6] 。前作の発売以降も定期的に新曲を発表していたものの、2013年はベスト・アルバムのリリースのみ[注釈 1] にとどまり、2014年は2人それぞれがソロ活動がほとんどだったため、シングルリリースのインターバルとしてはB'z史上最長となる。公式サイトのメッセージでも「久しぶりのシングル」「大分と時間が経ってしまいました」といった言葉が添えられている。また、40thシングル『衝動』以来1月に発売された。
発売前の2014年12月26日放送の『ミュージックステーション スーパーライブ2014』でテレビ初披露となり[7] 、その後近年控えていたテレビ出演を積極的に行った[8] [9] 。
初回限定盤と通常盤の2種リリースで、初回限定盤には、2013年11月30日にEX THEATER ROPPONGIのこけら落し公演として開催された『B'z Special LIVE』で演奏された楽曲から、9曲のライブ映像を収録している[5] [6] 。
ドラマタイアップの付いたシングルは、『イチブトゼンブ/DIVE』(2009年)以来、約5年ぶりとなる。
先着購入特典として、CDショップで購入した場合はオリジナルB2サイズポスターが貰え、オンラインショップで購入した場合はオリジナルアナザージャケットが貰えた。
チャート成績
[編集 ]1月26日付オリコン週間シングルランキングで初登場首位を獲得し、5thシングル「太陽のKomachi Angel」(1990年6月発売)から47作連続首位獲得となった。その47作で記録した通算首位獲得週数は64週となり、これまでピンク・レディーが持っていた「アーティスト別シングル首位獲得週数記録」の63週を1979年1/22付(『カメレオン・アーミー』で記録)以来、36年ぶりに塗り替え、歴代単独1位に立った[10] 。
また、本作はオリコンチャート史上通算1400作目の1位獲得作品となった。
収録曲
[編集 ]全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘。 | |||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「有頂天」 | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行・大賀好修 | |
2. | 「Endless Summer」 | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行 | |
合計時間: |
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 |
---|---|---|---|
1. | 「黒い青春」 | ||
2. | 「野性のENERGY」 | ||
3. | 「今夜月の見える丘に」 | ||
4. | 「ONE ON ONE」 | ||
5. | 「闇の雨」 | ||
6. | 「SKIN」 | ||
7. | 「イチブトゼンブ」 | ||
8. | 「ながい愛」 | ||
9. | 「BANZAI」 |
楽曲解説
[編集 ]CD
[編集 ]- 有頂天
- 日本テレビ系土曜ドラマ『学校のカイダン』主題歌。
- この楽曲が主題歌として使われることについて、メンバーは「自信と不安。喜びと切なさ。その相反する両方の心境を抱えながら、自分を奮い立たせ、前へ進もうとする様を描いた歌です。言葉の力でまわりの世界を変えていくという、これまでにない斬新な切り口の学園ドラマの主題歌として、この『有頂天』を聞いて頂けることを楽しみにしています」とコメントを寄せている[11] 。
- 当初はシングルにする雰囲気はなかったが、試行錯誤を重ねた結果、最終的にはシングルにすべくアレンジを変更した経緯がある[12] 。
- 47thシングル『MY LONELY TOWN』以降のシングル曲で、MVが初回盤のDVDに収録されなかったのはこの楽曲が初となる。
- 『B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』のホール・アリーナ公演では1曲目に、スタジアム公演ではライブ後半に演奏された。
- Endless Summer
- 2013年のライブツアー『B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』のために書き下ろされた楽曲で、同ライブでのドーム・スタジアム公演で初披露された[13] 。
- 今作で初の音源化となり、冬のリリースとなった。
DVD (初回限定盤のみ)
[編集 ]2013年11月30日にEX THEATER ROPPONGIのこけら落としとして開催された『B'z Special LIVE』より、9曲のライブ映像を収録。主に『B'z LIVE-GYM 2012 -Into Free- EXTRA』、『B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』で映像化されてない楽曲[注釈 2] が収録されている。
またLOUDNESSの「Crazy Night」のカバーや、音源発売に先駆けライブ初演奏となった「君を気にしない日など」も未収録となっている。
- 黒い青春
- 「B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"」以来5年ぶりの演奏。本ライブのオープニングナンバー。サポートメンバーのジャムセッションからスタートし、松本のカウントから曲が始まる。
- 野性のENERGY
- 「B'z LIVE-GYM 2003 -BIG MACHINE-」以来10年ぶりの演奏。
- 今夜月の見える丘に
- ONE ON ONE
- 「B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"」以来5年ぶりの演奏。
- 闇の雨
- 「B'z LIVE-GYM '94 "The 9th Blues" <PART1>」以来約20年ぶりの演奏で、映像化は今作が初である。
- SKIN
- 「B'z LIVE-GYM'99 "Brotherhood"」以来14年ぶりの演奏。
- イチブトゼンブ
- ながい愛
- 「B'z SHOWCASE 2007 -B'z In Your Town-」以来6年ぶりの演奏。ギターソロの前に稲葉のブルースパープと松本のギターによるセッションパートが新たに追加されている。
- BANZAI
タイアップ
[編集 ]参加ミュージシャン
[編集 ]特典DVD参加ミュージシャン
[編集 ]- 松本孝弘:ギター
- 稲葉浩志:ボーカル
- 増田隆宣:キーボード
- 大賀好修:ギター
- シェーン・ガラース:ドラム
- バリー・スパークス:ベース
収録アルバム
[編集 ]有頂天
ライブ映像作品
[編集 ]有頂天
- B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-
- B'z COMPLETE SINGLE BOX(特典DVD)
- DINOSAUR(特典DVD・Blu-ray Disc)
- B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-
- B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5
Endless Summer
脚注
[編集 ]注釈
[編集 ]出典
[編集 ]- ^ "B'zの曲・アルバム". OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2020年2月3日閲覧。
- ^ 一般社団法人 日本レコード協会|各種統計
- ^ オリコン 2015年1月度月間ランキング2015年2月5日閲覧。
- ^ オリコン 2015年度上半期ランキング2015年6月19日閲覧。
- ^ a b 『朝日新聞』2014年 12月3日。
- ^ a b "B'z、3年ぶりシングル発表!ホール&アリーナツアーも". 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2014年12月3日). https://natalie.mu/music/news/132779 2019年11月24日閲覧。
- ^ "Mステスーパーライブ2014、全楽曲発表". BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2014年12月25日). https://www.barks.jp/news/?id=1000111062 2019年11月24日閲覧。
- ^ "ゴールデンボンバー喜矢武豊、"人間魚拓"に挑戦 『CDTVスペシャル』で顔面まで墨だらけに". Real Sound (株式会社blueprint). (2015年1月1日). https://realsound.jp/2015/01/post-2150.html 2024年6月23日閲覧。
- ^ "「LIVE MONSTER」で"B'z街頭調査"素朴な疑問に本人回答". 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2015年1月16日). https://natalie.mu/music/news/136346 2024年6月23日閲覧。
- ^ "【オリコン】B’z、歴代最多の通算64週1位 2年9ヶ月ぶり再始動". ORICON NEWS (オリコン). (2015年1月20日). https://www.oricon.co.jp/news/2047412/full/ 2015年2月2日閲覧。
- ^ "B'z、1月シングル+3月全国ツアー開催「前へ進もうとする様を描いた」". BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2014年12月3日). https://www.barks.jp/news/?id=1000110311 2019年11月24日閲覧。
- ^ 『WHAT's IN? 2015年3月号』、エムオン・エンタテインメント、2014年2月14日。
- ^ "【ライブレポート】B'z、デビュー25周年ツアーファイナルを祝う2500発の花火「B'zのLIVE-GYMにようこそ!」". BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2013年9月23日). https://www.barks.jp/news/?id=1000094672 2019年11月24日閲覧。
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サウンドスキャンジャパン週間シングルランキング第1位(2015年1月20日付) | |
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