怪獣のバラード
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「怪獣のバラード」 | |
---|---|
ヤング101 の シングル | |
初出アルバム『怪獣のバラード』 | |
B面 | 初恋の場所(井口典子&ヤング101) |
リリース | |
録音 | - |
ジャンル | 合唱曲 |
レーベル | EXPRESS(東芝音楽工業) |
作詞・作曲 | 作詞:岡田冨美子、作曲:東海林修 |
テンプレートを表示 |
怪獣のバラード(かいじゅうのばらーど)とは岡田冨美子が作詞、東海林修が作曲した歌である。1972年6月、NHK総合テレビの音楽番組『ステージ101』の番組オリジナルソングとして発表された。
概要
[編集 ]本曲は1972年4月に『ステージ101』の音楽監督に就任した東海林[注釈 1] が初めて手掛けた番組オリジナルソングの一つであり[1] 、1972年 6月4日の放送回で、レギュラー出演者のコーラス・グループ「ヤング101」の歌によって発表された。番組で披露される時にはヤング101と共に着ぐるみの怪獣が出演した[2] 。
1972年7月25日にヤング101のEPレコード(EXPRESS ETP-2710)として発売され、同年9月5日に発売されたアルバム『怪獣のバラード』(EXPRESS ETP-8198)にも収録された。冒頭部分で軽快な巻き舌を披露しているのは、当時ヤング101のメンバーであった串田アキラである。
テンポの速い曲(BPM:162)で、ホ長調である。また、ピアノ伴奏は右手で弾く部分が多い。
編曲の変遷
[編集 ]ヤング101のオリジナルの編曲は、作曲者の東海林が行なった。現在発売されている楽譜には、橋本祥路編曲のもの、松下耕編曲のもの、東海林が新しく編曲し直したもの(『怪獣のバラード21』)がある。橋本と松下が編曲したものは混声三部合唱で、東海林が編曲したものは混声四部合唱である。
カバー
[編集 ]- 林アキラがLP『アキラおにいさんとうたおう しまうまグルグル おしゃべりきかんしゃ』(東芝レコード TC-50130)でカバーした。
- 2001年 11月21日には、TOASTGIRLによってカバーされたものがCDシングルとして発売された。
- 2002年 8月10日にヤング101の元メンバー26名が大宮ソニックシティから中継されたNHKの『第34回思い出のメロディー』で熱唱し、2003年に発売されたCD『GOLDEN☆BEST / ステージ101 ヤング青春の日々』(MHCL-240)に「怪獣のバラード2002」として収録した。
- 新座市立第三中学校合唱部による録音が、2002年11月18日発売『子供の歌(6) 楽しく歌おう』(キープ/日本クラウン、CD:TCD-506/カセット:TMC-506)に収録された。
- 2011年 7月23日放送のテレビアニメ『日常』第17話において、伊藤真澄の編曲で、本多真梨子、相沢舞、富樫美鈴(それぞれの役名での合唱)によるカバーが使用された。同年10月5日に発売された関連CD『日常の合唱曲』にも収録された。
- 2013年のバンド維新のために、浜松市文化振興財団の委嘱で「怪獣のバラード2013」が発表された[3] [4] [5] 。
- 2017年 7月26日には、田中真弓と森の木児童合唱団 によってカバーされたものがCDアルバム『2017 はっぴょう会 (4) キュータマダンシング!』に収録されて発売された。
- 2017年 10月11日には、レジェンドによってカバーされたものがCDアルバム『ふるさとの合唱』に収録されて発売された。
- 2019年 12月23日放送のテレビドラマ『歌のおじさんEたん』第1話において、Little Glee Monsterによるカバーが発表された。
脚注
[編集 ][脚注の使い方]
注釈
[編集 ]出典
[編集 ]- ^ "東海林修アーカイヴス". 2023年1月25日閲覧。
- ^ "NHKアーカイブス". 2023年1月25日閲覧。
- ^ バンド維新2013 開催記録
- ^ キングレコード バンド維新2013
- ^ 東京ハッスルコピー 吹奏楽 販売楽譜
参考文献
[編集 ]- 風間嵐、『ステージ101について』、2021年、CD『ステージ101 GO! / ヤング101』(CSレコード DQCL 3611-15)
- 土龍団+大池マリ、2001年、CD『ステージ101ベスト』(Ultra-vibe CDSOL-1043/44)
外部リンク
[編集 ] スタブアイコン
この項目は、楽曲に関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:音楽/PJ 楽曲)。