廣田收
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廣田 收(ひろた おさむ、1949年 10月23日 - )は、日本の国文学者。専攻は、日本古代・中世物語文学史。学位は、博士(国文学)(同志社大学・論文博士・2003年)(学位論文「『宇治拾遺物語』の表現」)。同志社大学名誉教授[1] 。
略歴
[編集 ]大阪府 豊中市生まれ。1973年同志社大学文学部文化学科国文学専攻卒業。1976年同大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。1981年同志社大文学部専任講師、1984年助教授、1997年教授。2003年「『宇治拾遺物語』の表現」で同志社大学より論文博士として博士(国文学)の学位を取得。指導教員は南波浩。
なお、「広田収」「広田收」「廣田収」名義となっている文献が散見されるが、本名は「廣田收」である。
著書
[編集 ]- 『『宇治拾遺物語』表現の研究』(笠間書院、2003年)
- 『『宇治拾遺物語』「世俗説話」の研究』(笠間書院、2004年)
- 『『源氏物語』系譜と構造』(笠間書院、2007年)
- 『『宇治拾遺物語』の中の昔話』(新典社新書、2009年)
- 『講義日本物語文学小史』(金壽堂出版、2010年)
- 『家集の中の「紫式部」』(新典社選書、2012年)
- 『『紫式部集』歌の場と表現』(笠間書院、2012年)
- 『文学史としての源氏物語』(武蔵野書院、2014年)
- 『入門説話比較の方法論』勉誠出版 2014
- 『古代物語としての源氏物語』武蔵野書院 2018
共編著
[編集 ]- 『これからの日本文学』丸山顯徳、西端幸雄、三浦俊介共編著(金壽堂出版、2001年)
- 『紫式部集大成 実践女子大学本・瑞光寺本・陽明文庫本』久保田孝夫、横井孝共編著(笠間書院、2008年)
- 『紫式部と和歌の世界 一冊で読む紫式部家集 訳注付』上原作和共編(武蔵野書院、2011年)
- 『紫式部集からの挑発 私家集研究の方法を模索して』横井孝, 久保田孝夫共著 笠間書院, 2014
- 『日本古典文学の方法』編 (新典社研究叢書 2015
- 『源氏物語とシェイクスピア 文学の批評と研究と』勝山貴之共著 (新典社選書 2017
脚注
[編集 ]- ^ 廣田収 researchmap 2023年3月閲覧
外部リンク
[編集 ]- 廣田収『「紫式部集」歌の場と表現』 - 笠間書院
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