小池水音
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小池 水音 (こいけ みずね) | |
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誕生 |
1991年 ??月??日 日本の旗 日本 東京都 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 慶應義塾大学総合政策学部卒業 |
活動期間 | 2020年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『息』(2023年) |
主な受賞歴 | 新潮新人賞(2020) |
デビュー作 | 「わからないままで」(2020年) |
公式サイト | 小池水音 (@koikemizu) - X(旧Twitter) |
ウィキポータル 文学 | |
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小池 水音(こいけ みずね、1991年 - )は、日本の小説家。東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業[1] 。ライフスタイル誌の編集者として働きながら作家活動する[2] 。
経歴
[編集 ]2020年、「わからないままで」で第52回新潮新人賞を受賞してデビュー[3] 。
2023年、「息」で第36回三島由紀夫賞候補[4] 、同作を表題作とする初の単行本『息』で第45回野間文芸新人賞候補に選ばれる。
作品リスト
[編集 ]単行本
[編集 ]- 『息』(2023年5月 新潮社)
- 息 - 『新潮』2022年10月号
- わからないままで - 『新潮』2020年11月号
- 『小説 こんにちは、母さん』(2023年7月 講談社文庫) - 山田洋次監督の映画『こんにちは、母さん』のノベライズ版
- 『あのころの僕は』(2024年9月 集英社)
- 初出:『すばる』2024年3月号
アンソロジー収録
[編集 ]- 「月の砂漠」 - 『ベスト・エッセイ2022』 (2022年8月 光村図書出版)
- 初出:『すばる』2021年2月号
単行本未収録作品
[編集 ]小説
[編集 ]- 「アンド・ソングス」 - 『新潮』2021年12月号
- 「消えるのはあたりまえ」(掌編) - 『TVガイドAlpha』2024年4月13日号
- 「二度目の海」 - 『新潮』2024年6月号
エッセイ
[編集 ]書評
[編集 ]- 「眼差し 『夜が明ける』西加奈子」[6] - 『新潮』2022年2月号
- 「そのようにしか語りえなかった声」(ローベルト・ゼーターラー『野原』)[7] - 『波』2022年11月号
- 「十字架のありか――池澤夏樹『また会う日まで』を読む」 - 『新潮』2023年7月号
- 「最後で最新の小説。」( 田中慎弥『流れる島と海の怪物』)[8] - 『群像』2023年12月号
- 「私の書棚の現在地」
- 「想像の誘惑」(オスタップ・スリヴィンスキー『戦争語彙集』) - 『新潮』2024年4月号
- 「心の鏡と仕分け箱」(チャールズ・ブコウスキー『勝手に生きろ!(新装版)』) - 『新潮』2024年8月号
- 「距離のもたらす遠さと近さ」(池澤夏樹『ノイエ・ハイマート』)[9] - 『波』2024年6月号
対談
[編集 ]- 「なんでもいいよ、楽しければ。 対談 二階堂高嗣 ×ばつ小池水音」 - 『TVガイドAlpha』2024年4月13日号
脚注
[編集 ]- ^ 小池水音 | 著者プロフィール | 新潮社
- ^ 【聞きたい。】小池水音さん 『息』 | インタビュー| Book Bang -ブックバン-
- ^ "(黒板)第52回新潮新人賞". 朝日新聞 (2020年10月9日). 2023年11月26日閲覧。
- ^ 第36回「三島由紀夫賞」「山本周五郎賞」候補作品発表
- ^ 『群像』エッセイ集|サーモンフライ/小池水音|tree
- ^ 眼差し――西加奈子『夜が明ける』書評/小池水音
- ^ "そのようにしか語りえなかった声 ローベルト・ゼーターラー『野原』 | レビュー". Book Bang. 2024年3月15日閲覧。
- ^ 田中慎弥が見つめる「近代小説」の最後...小説的な小説の向こうに潜む怪物を釣り上げる
- ^ "距離のもたらす遠さと近さ 池澤夏樹『ノイエ・ハイマート』 | レビュー". Book Bang. 2024年9月4日閲覧。