密山祥吾
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密山祥吾(みつやま しょうご、1976年 12月8日 - )は、日本のレーシングドライバー。東京都 立川市出身。チューニングショップ「Adenau」(アデナゥ)代表。
プロフィール
[編集 ]- 身長:179cm
- 体重:70kg
- 血液型:Rh+O型
経歴
[編集 ]レーシングドライバー
[編集 ]1995年、FJ1600エビスシリーズでレースデビュー。1996年にステップアップしF4とフォーミュラ・トヨタに参戦。1997年に全日本F3選手権へと毎年順調にステップアップを果たし、F3には2002年まで参戦。2001年からは全日本GT選手権およびSUPER GTにも参戦。
2006年、国内最高峰フォーミュラーレースであるフォーミュラ・ニッポンに参戦。ディレクシブチームのシートを得ての最高峰カテゴリー挑戦だったが、第4戦終了後にチームが「運営会社の方針変更により」フォーミュラレースからの即時撤退を発表し参戦終了となった。SUPER GTではGT300クラスにフル参戦し、年間ドライバーズランキング3位を得た。
デイトナ24時間レースへの出場経験を持つなど、完走率の高さに定評がある。
2021年、道上龍率いるDRAGO CORSE (ドラゴ コルセ)よりSUPER GT・GT300クラスに4年ぶりとなるフル参戦[1] 。NSX-GT3で第5戦SUGO大会では6位に入賞した。
チューニングショップ経営
[編集 ]2008年、東京都国立市にカーチューニングショップ「Adenau」を立ち上げた。Adenauはヨーロッパ車を得意としており、特にフォルクスワーゲンはレーシング用アップグレードパーツを輸入しマシンに組み込んでいる。2017年よりスーパー耐久(S耐)シリーズのST-TCRクラスに「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR」で参戦開始[2] 。2019年には脇阪寿一を招聘し富士24時間レースにも参戦した[3] 。
レース戦績
[編集 ]- 1995年 - FJ1600エビスシリーズ(#5 GCライドオンフォーミュラSK)
- 1996年
- F4筑波シリーズ(#60 オートスポーツ BP956/WEST956)
- フォーミュラ・トヨタ メインシリーズ(#15 CROSS・BP・AS-FT/FT20 4A-G)
- 1997年 - 全日本F3選手権<Rd.1〜3,6,8>(PROJECT4 #32 BP・オートスポーツ・F397/ダラーラF397 4G93)
- 1998年 - 全日本F3選手権(#18 イエローハット397HKS/ダラーラF397 4G93)
- 1999年 - 全日本F3選手権(<Rd.1〜4> エイムスポーツ #18 イエローハット397HKS/ダラーラF397 4G93F399・トヨタ→<Rd.5〜> エイムスポーツ #18 イエローハット 399/ダラーラF399 3S-GE)
- 2000年 - 全日本F3選手権(エイムスポーツ #18 イエローハット 399/ダラーラF399 3S-GE)
- 2001年
- 全日本F3選手権(エイムスポーツ #18 イエローハット 399/ダラーラF399 3S-GE)(シリーズ9位)
- 全日本GT選手権・GT300クラス<Rd.3〜7>(#62 Vemac R&D ダンロップ GT3R)(シリーズ10位)
- スーパー耐久シリーズ・ClassN+<スポット参戦>(#56 ALFA156ツインスパーク/アルファロメオ156 GF932-A2)
- デイトナ24時間・GTSクラス(チームイエローマジック #55 フェラーリ355)(総合30位・クラス17位)
- 2002年
- 全日本F3選手権<Rd.13,14>(エイムスポーツ #18 イエローハット F399/ダラーラF302 3S-GE)
- 全日本GT選手権・GT300クラス(アールアンドデースポーツ <Rd.1> #62 Vemac R&D ダンロップ GT3R→<Rd.2〜8> #62 Vemac R&D ダンロップ 320R)(シリーズ2位・3勝)
- 第31回インターナショナルPokka1000km・GT300クラス(アールアンドデースポーツ #62 VEMAC ダンロップ RD320R)(総合4位・クラス優勝)
- 2003年 - 全日本GT選手権・GT500クラス(#62 Vemac R&D ダンロップ 350R)(シリーズ20位)
- 2004年 - 全日本GT選手権・GT500クラス(#62 Vemac R&D ダンロップ 408R)
- 2005年 - SUPER GT・GT300クラス(direxiv motorsports #27 direxiv ADVAN 320R)(シリーズ12位)
- 2006年
- 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン<Rd.1〜4>(DPR direxiv #27/ローラB06/51)
- SUPER GT・GT300クラス(<Rd.1〜6> direxiv motorsports #27 direxiv ADVAN 320R→<Rd.7〜9> R&D SPORT #61 アネブル ADVAN Vemac 320R)(シリーズ3位・1勝)
- 2007年 - SUPER GT・GT300クラス(Team宝山 with MOLA #47 宝山 DUNLOP Z)(シリーズ9位)
- 2008年 - SUPER GT・GT300クラス<Rd.2〜4,6>(WILLCOM R&D SPORT #62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R)(シリーズ18位)
- 2009年 - SUPER GT・GT300クラス<Rd.6,7,9>(R&D SPORT #62 R&D SPORT LEGACY B4)
フォーミュラニッポン
[編集 ]年 | チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 順位 | ポイント |
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2006年 | DPR Direxiv | FSW 15 |
SUZ 12 |
TRM 13 |
SUZ Ret |
AUT | FSW | SUG | TRM | SUZ | 24位 | 0 |
全日本GT選手権/SUPER GT
[編集 ]主要レース通算戦績
[編集 ]- 全日本GT選手権&SUPER GT・GT300クラス
- 通算勝利数:4勝
- 最高シリーズランキング:2位-2002年
脚注
[編集 ]- ^ ホンダNSX ×ばつ道上龍と密山祥吾のコンビでスーパーGTに挑む オートスポーツ 2021年2月15日
- ^ 「ゴルフGTI TCR」がスーパー耐久第3戦鈴鹿でデビュー 8speed.net 2017年4月29日
- ^ Adenau、2019年はピレリスーパー耐久シリーズとTCRジャパンに参戦。富士では脇阪寿一も起用 オートスポーツweb 2019年3月9日
関連項目
[編集 ]外部リンク等
[編集 ]2006年のフォーミュラ・ニッポンを戦うチームと出走ドライバー
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arting RACING TEAM with IMPUL |
KONDO Racing | TEAM 5ZIGEN | Team LeMans | TEAM RECKLESS CERUMO | EMS Racing | mobilecast TEAM IMPUL | |||||||
1 | 日本の旗 本山哲 | 3 | 日本の旗 山本左近 | 5 | 日本の旗 道上龍 | 7 | 日本の旗 片岡龍也 | 11 | 日本の旗 立川祐路 | 17 | 日本の旗 平中克幸 | 19 | 日本の旗 本山哲 |
2 | 日本の旗 星野一樹 | 4 | 日本の旗 荒聖治 | 6 | 日本の旗 折目遼→ブラジルの旗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | 8 | 日本の旗 高木虎之介 | 12 | 日本の旗 佐々木孝太 | 20 | ドイツの旗 ミハエル・クルム | ||
DPR Direxiv | PIAA NAKAJIMA | BOSS INGING | DHG TOM'S | DoCoMo DANDELION | ARTA | ||||||||
27 | 日本の旗 密山祥吾 | 31 | フランスの旗 ロイック・デュバル | 33 | イタリアの旗 ロニー・クインタレッリ | 36 | ドイツの旗 アンドレ・ロッテラー | 40 | スウェーデンの旗 ビヨン・ビルドハイム | 55 | 日本の旗 金石年弘 | ||
32 | 日本の旗 武藤英紀 | 34 | 日本の旗 横溝直輝 | 37 | 日本の旗 土屋武士 | 41 | 日本の旗 平中克幸→日本の旗 井出有治 | 56 | 日本の旗 小暮卓史 |
GT500 |
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GT300 |
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