室生犀星文学賞
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
室生犀星文学賞 (むろうさいせいぶんがくしょう) | |
---|---|
受賞対象 | 短編作品 |
会場 | 雨宝院(金沢市千日町) |
国 | 日本の旗 日本 |
主催 | 読売新聞北陸支社 |
初回 | 2012年 |
最新回 | 2016年 |
最新受賞者 | 山路時生「稲荷道」 |
室生犀星文学賞(むろうさいせいぶんがくしょう)は、 日本の公募新人文学賞 [1] 。
概要
[編集 ]室生犀星の没後50年を記念して、読売新聞北陸支社が2012年に創設した[2] 。読売新聞北陸支社が主催、学校法人金城学園が共催している[3] [4] 。石川県、金沢市、テレビ金沢、中央公論新社、報知新聞社が後援している[1] 。未発表の短編小説[注 1] を募集しており、テーマは問われない[1] 。枚数は400字詰め原稿用紙50枚以内と規定されている[1] 。受賞者には正賞として九谷焼の文鎮と、賞金50万円が贈られる[1] 。受賞作は、例年3月に読売新聞紙上で発表されている[1] 。表彰式は、室生犀星の命日である3月26日に金沢市千日町の雨宝院で行われている[2] 。2016年、第5回をもって終了した[2] 。
室生犀星の名を冠した賞には他に、室生犀星詩人賞がある。
受賞作一覧
[編集 ]回(年) | 応募総数 | 受賞作 | 著者 |
---|---|---|---|
第1回(2012年) | 925編 | 「二日月」 | 南綾子 |
第2回(2013年) | 565編 | 「風が動く街」 | 緋野由意子 |
第3回(2014年) | 543編 | 「雪虫」 | 安藤憲一 |
第4回(2015年) | 752編 | 「父の勲章」 | おちつかな |
第5回(2016年) | 546編 | 「稲荷道」[5] | 山路時生 |
選考委員
[編集 ]脚注
[編集 ]注釈
[編集 ]- ^ 第1回のみ随筆も募集された