呼子朝市
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呼子朝市(よぶこあさいち)は、佐賀県 唐津市 呼子町呼子朝市通りで開かれる朝市。石川県 輪島市の輪島朝市、千葉県 勝浦市の勝浦朝市、岐阜県 高山市の宮川朝市に次ぐ規模と歴史を有し、日本四大朝市とも称される。
歴史
[編集 ]大正時代に呼子に商店街が形成され、それまでの行商が商店の軒先に定着して販売するようになった[1] 。さらに呼子港に大きな船が着くようになってから人が集まり、朝市として機能するようになった[2] 。
もともとは組合が存在せず店主が適宜場所を選んで出店していたが、先着順による出店時間の早朝化などの問題があった[1] 。1998年に道路使用許可申請が義務化されたため、1999年に呼子商工会議所内に朝市組合が結成された(事務の一部はNPO法人SCRUM呼子に委託されている)[1] 。
朝市組合の組合員数は高齢化や後継者不足などから2000年の170人をピークに減少している[1] 。
特色
[編集 ]もとは呼子や近隣の島々の住民の生活型朝市だったが、国定公園の指定やイカのブランド化など観光客が集まる観光型朝市となっている[1] 。朝市には魚介類、季節の野菜や花、果物などの品が並べられる。
基本情報
[編集 ]- 開催場所
- 市道の通称「朝市通り」と名づけられた200mほどの通りに開かれる[1] 。
- 定休日
- 元日を除く午前の時間帯に開催される(商店街に店舗を持つ店主は午後は店舗敷地内で営業を行っている)[1] 。
脚注
[編集 ]- ^ a b c d e f g 森本剣太郎、鈴木武. "朝市の現状基礎分析〜沿岸域の地域活性化に向けて〜". 国土技術政策総合研究所. 2021年9月8日閲覧。
- ^ 呼子朝市 佐賀県呼子町周辺観光情報サイト 呼子、鎮西、玄海、肥前