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劉国正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
劉国正
2017アジア選手権
基本情報生年月日 (1980年03月07日) 1980年 3月7日(44歳)選手情報最高世界ランク 2位利き腕グリップ シェークハンドフォア面ラバー 裏ソフトラバーバック面ラバー 裏ソフトラバー戦型 右シェークドライブ型 ITTFサイト WTTプロフィール
獲得メダル
中華人民共和国の旗 中華人民共和国
卓球
世界卓球選手権
2000 クアラルンプール 男子団体
2001 大阪 男子団体
2003 パリ 混合ダブルス
2004 ドーハ 男子団体
2005 上海 混合ダブルス
しかくテンプレート しかくプロジェクト:卓球 しかく選手一覧

劉国正(リュウ コクセイ(リュウ グオジョン)、Liu Guozheng、1980年 3月7日 - )は、中華人民共和国卓球選手。武漢出身。身長168cm、血液型O型。

6歳から卓球を始め、現在中国ナショナルチーム所属。主に世界選手権団体戦で中国の優勝に大きく貢献しているが、2006年の第48回世界卓球選手権団体戦 ブレーメン大会では、中国代表からはずされた。男子シングルスの成績も安定していて、また混合ダブルスでも白陽とペアを組んで各大会で上位に入っている。

精神力の非常に強い選手で、その例として2001年の第46回世界選手権大阪大会の団体戦準決勝の対韓国戦において、両国2勝2敗のタイで迎えたラストでの金擇洙との試合があげられる。劉は1セット目を一進一退の攻防を繰り返しながらも落とした。2セット目も粘りながらも追いつけず20-19とマッチポイントを握られた。しかしそこから驚異の粘りを見せ3度マッチポイントを取られながらも24-22で2セット目を奪取。最終セットも離されては追いつきのシーソーゲームで、またも金が20-19とマッチポイントを握る。しかし、劉がデュース(20-20)に追い付き、結局4度のマッチポイントを凌いで25-23で勝利した。計7回ものマッチポイントを凌いだこの試合は、中国国内で"今世紀最高の試合"と評され、劉国正も"奇跡の男"や"民族の英雄"と呼ばれた[1]

2005年の第48回世界卓球選手権個人戦ではティモ・ボルを4-3で破った。2007年の第49回世界卓球選手権個人戦終了後、現役を引退した[1]

主な戦績

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脚注

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  1. ^ a b "Liu Guozheng retires and becomes table tennis intern coach". beijing2008.cn (2008年1月29日). 2012年5月13日閲覧。

外部リンク

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