コンテンツにスキップ
Wikipedia

出田節子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この存命人物の記事 には、出典まったくありません 信頼できる情報源の提供に、ご協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります
出典検索?"出田節子" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2012年6月)

出田 節子(いでた せつこ、1942年 - )は、画家シュルレアリスムの巨匠であるバルテュスの夫人。本人も画家である。出田節子は日本名で、現在の本名は、セツコ・クロソフスカ=ド=ローラ(Setsuko Klossowska de Rola)である。

バルテュスと節子

経歴

[編集 ]

東京都の出身で、森村学園高等部を卒業。上智大学 外国語学部 フランス語学科に在学中の20歳の時、来日中のバルテュスと出会い、大学を中退して1967年に結婚した。バルテュスより34歳年下である。

アカデミー・ド・フランスの館長を務めるバルテュスを支え、ローマで15年間暮らす。1977年スイスグラン・シャレ (英語版)に移り住む。2001年に夫と死別し、2002年にバルテュス財団を発足させた。2005年ユネスコ平和芸術家に任命される。

勝新太郎中村玉緒夫妻とはバルテュスが「座頭市」のファンだった関係で自宅に招くなど、交遊関係があり、二人の夫なき後も親好は続いている[1]

1973年に誕生した娘の春美(ハルミ・クロソフスカ=ド=ローラ、ジュエリーデザイナー)がいる。

著書

[編集 ]
  • 節子・クロソフスカ・ド・ローラ・夏目典子共著『バルテュスの優雅な生活 (とんぼの本)』2005年新潮社 ISBN 978-4106021350
  • 節子・クロソフスカ・ド・ローラ著『動物裁判 節子の絵物語』画家節子としての初の絵本静山社 2012年ISBN 978-4863891555
  • 節子・クロソフスカ・ド・ローラ・夏目典子共著『ド・ローラ節子が語るバルテュス 猫とアトリエ』 NHK出版、2014年ISBN 978-4140816356

脚注

[編集 ]
  1. ^ 節子著『バルテュス猫とアトリエ』70頁参照

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /