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伊達風人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊達 風人
(だて かざと)
ペンネーム 伊達 風人(だて かざと)
誕生 野川 洋二(のがわ ようじ)
1977年 5月4日
日本の旗 山形県 山形市
死没 (2011年02月12日) 2011年 2月12日(33歳没)
日本の旗 東京都
職業 会社員
言語 日本語
教育 学士(文学)(学習院大学)
最終学歴 学習院大学文学部卒業
活動期間 2003年 - 2011年
ジャンル
代表作 『風の詩音』(2012年)
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伊達 風人(だて かざと、1977年 5月4日 - 2011年 2月12日)は、日本詩人である[1] 学位学士(文学)(学習院大学)。本名は野川 洋二(のがわ ようじ)。

来歴

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山形県山形市出身。高校は山形県立山形東高等学校、大学は学習院大学文学部日本文学科に進んだ。大学入学と同時に詩の世界に魅了せられ、以降、東京の広告会社に勤務しながらインターネットなどを通じて詩作を始めた[2]

2003年 3月10日に「伊達風人ホームページ」を立ち上げ、詩や評論、エッセー等を掲載し始める。2003年からはWEB同人詩誌「めろめろ」に投稿。(2004年5月17日の同誌に初出の『数詞』が「いん・あうと」誌(04年各月号)にて、MONKから2003年のベストとして寸評を得る。2005年からはweb同人詩誌「ぽえ。」に投稿開始。選者の野村喜和夫より度々の入選、佳作の評価を得た。

2005年6月16日、「ぽえ。」の閲覧を通じて、自身のホームページ上にて、広田修との交流が始まる。2007年8月25日、広田と共同で、同人詩誌「kader0d」(カデロート)VOL.1を発行。2008年5月10日には「kader0d」VOL.2を発行した。2008年6月、詩『水錘』が谷内修三の目に留まり、谷口のホームページ「谷内修三の読書日記」に記載され、高い評価を受けた[3] ものの、これ以降は何故か詩作が中断される。

2011年2月12日夕刻、板橋区 中台の自宅アパートに歩いて帰る途中に路上で突然倒れる。救急車で病院に搬送されたものの心肺停止状態で間に合わず、33歳9ヶ月で死去。

2012年2月、思潮社より遺稿詩集『風の詩音』が発行された[2] [4] 。また、同年12月の『現代詩手帖』では、2012年を代表する詩を特集し「2012年代表詩選」と題して掲載したが、その中に伊達の作品も一篇採録されている[5]

主な作品

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  • 『契約』(2005年4月)入選。
  • 『過去の食事』(2005年5月)佳作。
  • 『零のカルデラ』(2005年6月)入選。
  • 『耳たぶのやわらかさで』(2005年8月)入選。
  • 『浮遊する(ひだ)のために』(2005年2月)入選。
  • 『孤立するセンテンス』(2008年12月)佳作。

著書

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出典

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  1. ^ 以下、概要はブログ:伊達風人詩集「伊達風人のプロフィール」(2013年2月4日閲覧)。
  2. ^ a b "33歳で早世、山形市出身・伊達さんの詩集出版 家族も知らなかった創作". 山形新聞. (2012年5月2日). http://yamagata-np.jp/news/201205/02/kj_2012050200040.php 2013年2月4日閲覧。 
  3. ^ 伊達風人「水錘」 詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)、2008年6月18日、2013年2月4日閲覧。
  4. ^ 思潮社「新刊情報:伊達風人『風の詩音』」 http://www.shichosha.co.jp/newrelease/item_638.html 2013年2月4日閲覧。同書は共同新聞の北爪満喜によるコラム「詩はいま」欄で取り上げられた[1] [2]
  5. ^ 「2012年代表詩選」『現代詩手帖』55巻12号、思潮社2012年 12月

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