五ヶ瀬ハイランドスキー場

五ヶ瀬ハイランドスキー場

所在地	〒882-1201 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字鞍岡4647-171
座標	北緯32度34分45秒東経131度7分4秒 / 北緯32.57917度東経131.11778度 / 32.57917; 131.11778 座標: 北緯32度34分45秒東経131度7分4秒 / 北緯32.57917度東経131.11778度 / 32.57917; 131.11778
標高	1,610 m - 1,420 m
標高差	190 m
最長滑走距離	1,000 m
最大傾斜	30度
コース数	3本
コース面積	7 ha
索道数	3本
テレインパーク	なし
公式サイト	五ヶ瀬ハイランドスキー場
地図
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五ヶ瀬ハイランドスキー場(ごかせハイランドスキーじょう)は、宮崎県五ヶ瀬町にあるスキー場。株式会社五ヶ瀬ハイランドが運営する。日本最南端のスキー場である^[1]。

概要

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九州山地の山塊の一つである「向坂山」など、九州有数の高山地帯にある。熊本県と県境で接しており、スキー場をはさんだ反対側(北西・原生林側)は同県の山都町緑川になる。広葉樹林の美しい樹氷が見られる隠れた名所とされる。

南国宮崎といえども、向坂山の標高1,600mを超える北斜面に位置するため、毎年12月上旬には滑走が可能となる。九州という土地柄、昔ながらのコアなスキーヤーが存在しないこともあり、来場客のほとんどが若いスノーボーダーである。

ゲレンデはリフトを使えば、軽装でも標高1500m近くまで容易にアクセス可能である。一方、登山道も整備されているが冬場の降雪が1m近くになることからスノーシューと呼ばれるカンジキにより登山道を歩くことになる。

要目

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コース2本(ダイナミックコース、チャレンジコース)
リフト3基

歴史

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当初は「九州に天然雪のスキー場はできない」といわれたが、バブル景気の後押しもあり、過疎に悩む五ヶ瀬町が1990年に開場させた。

しかしバブル崩壊、不便な交通事情というハンディは大きく赤字が増加したことから1998年、町による直営を断念し、地元企業の雲海酒造が50%出資した第三セクター「株式会社五ヶ瀬ハイランド」を設立。その後は経営が好転し2004年には累積赤字を一掃させることに成功した。

2004年台風16号による土砂災害により交通網が寸断したことから同年冬のシーズンは営業を断念したが、道路の仮復旧に伴い翌シーズンには営業を再開している。

2002年、スノーボードの滑走を全面解禁している。

2013シーズンに放映したTVCM^[2]は映像表現の「過激」さもあって話題になったが、一部の放送局では放送時間帯を制限するなどの措置も執られた。2014シーズンは昨シーズンの「反省」という自虐的なギャグも盛り込みつつドラマ仕立ての内容となり^[3]、藤田可菜が出演するCMを翌年以降も継続的に制作している。^[4]

2022年の台風14号により、国道265号と同スキー場を結ぶ約8キロの町道の複数箇所で土砂崩れや陥没が生じ、復旧の見通しが立たないため、12月16日〜2023年3月5日に予定していた営業を取りやめることを、9月27日に発表した^[5]。