二俣翔一
広島東洋カープ #99 | |
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2022年8月23日 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島にて | |
基本情報 | |
国籍 | 日本の旗 日本 |
出身地 | 静岡県 御前崎市 |
生年月日 | (2002年10月21日) 2002年 10月21日(21歳) |
身長 体重 |
180 cm 78 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 内野手、外野手 |
プロ入り | 2020年 育成選手ドラフト1位 |
初出場 | 2024年4月4日 |
年俸 | 500万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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二俣 翔一(ふたまた しょういち、2002年 10月21日 - )は、静岡県 御前崎市出身のプロ野球選手(内野手、外野手)。右投右打。広島東洋カープ所属。
経歴
[編集 ]プロ入り前
[編集 ]御前崎市立第一小学校在学時に黒潮野球スポーツ少年団で[2] 、御前崎市立浜岡中学校在学時に小笠浜岡リトルシニアにてプレー[3] 。小学生時代のチームメイトに佐々木健がいる[4] 。
磐田東高校1年時から遊撃手でレギュラーで、2年夏に捕手に転向[3] [5] 。3年夏の静岡県代替大会は4回戦で敗退し、甲子園出場経験はない[3] 。また救援で登板した際には140km/h超の速球を投げた[6] 。
2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議において広島東洋カープから育成1位指名を受け[3] [7] 、11月19日に支度金290万円、年俸250万円(金額は推定)で仮契約した[8] 。背番号は121[9] 。
広島時代
[編集 ]2021年は、1年目の育成選手ながらウエスタン・リーグ46試合に出場し、打率.218、4本塁打、14打点の成績を挙げた[10] 。
2022年、捕手から内野手にコンバートされ、主に三塁手としてウエスタン・リーグ62試合に出場。打率.246、3本塁打、18打点の成績を残した[11] 。シーズン終了後の11月14日に支配下選手登録されることが発表された[12] [13] 。新しい背番号は99[12] 。
2023年は、前年のメインだった三塁手としての他、二塁手、遊撃手、外野手としてもウエスタン・リーグ公式戦に出場[14] 。この年に初めて出場したフレッシュオールスターゲームでは二塁で好守備を見せた[15] 。8月はウエスタン・リーグ15試合に出場し、打率.283、4打点の打撃成績で、広島二軍戦を中継するちゅピCOMの解説者らが選考する「ちゅピCOM若ゴイ大賞」の8月の月間大賞に選出された[16] 。9月3日、曽根海成の特例抹消・代替指名選手として一軍初登録、出場機会の無いまま9月5日に特例入替により登録抹消[17] 。
2024年は、4月4日の対ヤクルト戦(マツダ)にて代打でプロ一軍初出場を果たすと[18] 、同月19日の対巨人戦(マツダ)に八回一死で代打に入り左前打を放ち、プロ初安打を記録した[19] 。同月25日の対ヤクルト戦(神宮)では「7番・左翼」でプロ初先発出場となり、第1打席でプロ初本塁打を放った[18] 。
選手としての特徴・人物
[編集 ]高校通算21本塁打[3] 、遠投120m、50m走6.2秒を誇る強肩・俊足の捕手(プロ入り時)[20] 。二塁送球完了の最速は1.79秒[3] 。
主な愛称は「マティ」[21] [22] 。なお、広島の先輩である菊池涼介からは「三又又三 」と呼ばれている[23] 。
詳細情報
[編集 ]記録
[編集 ]- 初記録
- 初出場・初打席:2024年4月4日、対東京ヤクルトスワローズ2回戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)、6回裏に塹江敦哉の代打で出場、高橋奎二から遊ゴロ
- 初安打:2024年4月19日、対読売ジャイアンツ4回戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)、8回裏に高梨雄平から左前安打
- 初先発出場:2024年4月25日、対東京ヤクルトスワローズ4回戦(明治神宮野球場)、7番・左翼手で先発出場
- 初本塁打・初打点:同上、2回裏に高橋奎二から左越ソロ
- 初盗塁:2024年5月31日、対福岡ソフトバンクホークス1回戦(みずほPayPayドーム福岡)、8回表に二盗(投手:松本裕樹、捕手:海野隆司)
背番号
[編集 ]- 121(2021年 - 2022年)
- 99(2023年 - )
脚注
[編集 ]- ^ 「広島 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2023年11月12日閲覧。
- ^ 「プロ野球・広島入り 二俣選手、後輩児童に手本 御前崎」『静岡新聞』2020年12月6日。2021年5月20日閲覧。
- ^ a b c d e f 「広島、磐田東・二俣翔一捕手を育成1位指名 高校通算21発の打てる捕手 投げても最速146キロ」『スポーツニッポン』2020年10月26日。2021年5月17日閲覧。
- ^ 「広島育成1位の二俣が抱負「1日でも早く支配下に」」『日刊スポーツ』2020年11月9日。2020年11月12日閲覧。
- ^ 「カープの育成ドラ1は"鈴木誠也以来の逸材" 18歳二俣翔一は「激戦の捕手争い」を勝ち上れるか?(前原淳)」『Number Web』2021年4月28日。2021年5月17日閲覧。
- ^ 「プロ野球ドラフト会議 静岡の高校生2人にも指名」『朝日新聞』2020年10月27日。2021年5月20日閲覧。
- ^ 「親子で築いてきた"捕手道"で勝負に挑む【カープ新入団選手の決意・二俣翔一】」『広島アスリートマガジン』2021年1月12日。2021年5月17日閲覧。
- ^ 「広島育成1位二俣が仮契約 入団後は"質問魔"予告」『日刊スポーツ』2020年11月19日。2021年5月17日閲覧。
- ^ 「広島が新入団選手の背番号を発表 ドラ1栗林は20番「一年目から活躍したい」」『BASEBALL KING』2020年11月30日。2021年5月20日閲覧。
- ^ 「広島・育成二俣が右上肢手術 2軍4発の有望株 復帰時期は未定」『スポーツニッポン』2021年9月28日。2022年12月19日閲覧。
- ^ 「【広島】育成2年目の二俣翔一が来季支配下登録「開幕1軍目指し頑張りたい」右の大砲候補三塁手」『日刊スポーツ』2022年11月13日。2022年12月19日閲覧。
- ^ a b 「カープ二俣「99」で支配下登録 「カープの99番は二俣だと思ってもらえるよう」」『デイリースポーツ』2022年11月14日。2022年12月19日閲覧。
- ^ 「二俣翔一選手、支配下選手契約締結!」『広島東洋カープ』2022年11月14日。2022年12月19日閲覧。
- ^ 「二俣、2軍で内野も外野も守って存在感「出場チャンス増やす」 | 広島東洋カープ」『中国新聞デジタル』2023年7月8日。2023年9月11日閲覧。
- ^ 「【フレッシュ球宴】広島・二俣翔一が華麗な守備を披露 ファンは「菊池やん」と感嘆 入団時は捕手→内野手に転換の異色経歴」『日テレNEWS』2023年7月18日。2023年9月11日閲覧。
- ^ 「8月の月間大賞は二俣 ちゅピCOM若ゴイ大賞」『中国新聞デジタル』2023年9月11日。2023年9月11日閲覧。
- ^ 「オギリマサホのゆるっとカープ論〜その42〜シーズン終盤に登場する「若鯉」を、母のような気持ちで見守る」『ATHLETE MAGAZINE』2023年9月24日。2024年7月2日閲覧。
- ^ a b 「【広島】二俣翔一、プロ初スタメンでプロ1号 「めちゃくちゃうれしいです」」『スポーツ報知』2024年4月25日。2024年7月2日閲覧。
- ^ 「4年目の広島・二俣がデビュー5打席目でプロ初ヒット チームは巨人と今季初の引き分けも収穫」『Sponichi Annex』2024年4月20日。2024年7月2日閲覧。
- ^ a b 「親子3代悲願を待つ投手、ジュビロ好きの捕手、独立リーグで才能開花の投手、甲子園出場エース...静岡県内ドラフト候補」『LOOK 静岡朝日テレビ』2020年10月24日。2021年5月20日閲覧。
- ^ 「広島・新井貴浩監督起用ズバリ! 二俣翔一、末包昇大、中村健人がスタメン抜擢に応え連勝、5割復帰」『西スポWEB OTTO!』2024年5月9日。2024年5月22日閲覧。
- ^ 「【文春野球学校】偏愛選手名鑑2023 広島東洋カープ」『文春野球学校』2023年3月25日。2024年5月22日閲覧。
- ^ 「【広島好き】ゴッホ向井ブルーの「菊池涼介『ぬるま湯に浸かる気はない』。若手を引っ張り、引っ張られるキャンプ」」『J SPORTSコラム&ニュース』2022年2月17日。2024年5月22日閲覧。
関連項目
[編集 ]外部リンク
[編集 ]- 個人年度別成績 二俣翔一 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手プロフィール - 広島東洋カープ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 二俣翔一 / FUTAMATA SHOICHI (@carp_shoichi121) - X(旧Twitter)