丹生谷哲一
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
丹生谷 哲一(にうのや てついち、1935年 - )は、日本の歴史学者、大阪教育大学名誉教授。日本中世史専攻。
来歴
[編集 ]昭和10年(1935年)愛媛県 八幡浜市生まれ[1] 。昭和33年(1958年)京都大学 文学部史学科を卒業[2] 。その後、雲雀丘学園高校教諭、大阪教育大学 教授を歴任、平成11年(1999年)定年を迎えて退任する。名誉教授の称号を授与。神戸女子大学教授。平成7年(1995年)著書の「日本 中世の身分と社会」を出版した事で京大(京都大学)の文学博士となる。『検非違使』は中世(日本史の中世史)ブームの中で話題となった。
著書
[編集 ]- 『検非違使 中世のけがれと権力』(平凡社選書、1986年.12月、 のちに増補版が平凡社ライブラリーとして2008年に出版)
- 『日本中世の身分と社会』(塙書房 、1993年.2月)
- 『身分・差別と中世社会』(塙書房、2005年.6月)
出典
[編集 ]- ^ 大阪教育大学歴史学研究室「丹生谷哲一教授略年譜および著作年譜」『歴史研究 丹生谷哲一教授退官記念号』第36号、大阪教育大学歴史学研究室、1999年、1頁。
- ^ 大阪教育大学歴史学研究室 1999, p. 1.