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三ヶ島かな

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三ヶ島 かな
Kana MIKASHIMA
基本情報
名前 三ヶ島 かな
生年月日 (1996年07月13日) 1996年 7月13日(28歳)
身長 164 cm (5 ft 5 in)
体重 51 kg (112 lb)
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県 糟屋郡 須恵町
経歴
プロ転向 2016年
LPGA入会2018年
LPGA90期
優勝数
日本LPGA 1
成績
初優勝 JLPGAツアーチャンピオンシップ(2021年)
賞金ランク最高位 24位(2019年)
2019年12月1日現在
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三ヶ島 かな[1] (みかしま かな、1996年 7月13日 - )は、福岡県 糟屋郡 須恵町出身[2] の日本の女子プロゴルファーである。所属はランテック

経歴

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本名は三ヶ島伽奈(読みは同じ)、登録名をひらがなで「かな」としたのは、『三ヶ島伽奈の漢字表記でメディアに報道されると字を読みづらいであろう』ということから[3]

10歳の時に父親の影響でゴルフを始める[4]

アマチュア時代の主な成績として2009年「九州ジュニアゴルフ選手権競技」(女子12歳 - 14歳の部)優勝[5] 、2013年「全日本大学・高等学校ゴルフ対抗戦」優勝[4] 、2014年「九州高等学校ゴルフ選手権春季大会」優勝[4] 、同年「九州ジュニアゴルフ選手権地区大会」優勝等がある[4] 。高校の同級生に篠原まりあ(LPGA87期)がいる[4]

沖学園高等学校卒業後[1] 、2015年に日本女子プロゴルフ協会(LPGA)最終プロテストに進出するも2打及ばず不合格となる[6] 。同年ファイナルクォリファイングトーナメント(QT)5位[7]

2016年はTPD単年登録者(呼称は当時)として(後述のプロテスト合格までの期間)、LPGAツアーに参戦[8] 。年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)55位[9] 。同年ファイナルQTをトップ通過する[10]

2017年からランテックと所属契約[11] 。同年賞金ランク41位で自身初のシード入りを果たす[9]

QTの受験資格がLPGA会員のみとなる制度変更を受け[12] 、2度目のプロテスト受験を決意[8] 。2018年7月に行われたLPGA最終プロテストを7位で合格し[13] 、LPGA90期生となる[1] 。同年は最終的に賞金ランク42位[9]

2019年も初優勝とはならなかったが、最終的に賞金ランクで自身最高位となる24位となり、3年連続でシード入りを果たす[9]

2020年より渋野日向子のコーチとして知られる青木翔に弟子入りし、さらなる飛躍を目指す[14]

2020-21シーズンでは2位が2回、3位が1回と優勝まであと一歩というところもあって臨んだ最終戦の公式戦「JLPGAツアーチャンピオンシップ」で3日目に首位に立つと最終ラウンドも首位を守り切り、通算11アンダーで悲願のプロ初優勝を国内メジャー大会制覇で飾った[15]

成績

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ツアー優勝

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JLPGAツアー (1)

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No. Date Tournament スコア 2位との差 2位(タイ)
1 2021年11月27日 JLPGAツアーチャンピオンシップ [注 1] −11 (69-71-67-70=277) 4打差 日本の旗 小祝さくら

太字は公式戦

テレビ出演

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脚注

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注釈

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  1. ^ ツアー初優勝

出典

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  1. ^ a b c "三ヶ島 かな プロフィール詳細". 日本女子プロゴルフ協会. 2019年5月4日閲覧。
  2. ^ "【三ヶ島かな】超一途!恋人はゴルフだけ ファンのサインに日付とメッセージ入れるきっかけは...(2ページ目)". 夕刊フジ (2017年1月27日). 2019年12月1日閲覧。
  3. ^ "『かな』は本当は『伽奈』なんです【三ヶ島親子のツアー転戦記】". ALBA Net (2017年10月11日). 2019年10月19日閲覧。
  4. ^ a b c d e "三ヶ島かな(Kana Mikashima)". ALBA.Net (2017年10月9日). 2019年5月4日閲覧。
  5. ^ "九州ジュニアゴルフ選手権競技成績表2009". 九州ゴルフ連盟 (2009年7月24日). 2019年5月4日閲覧。
  6. ^ "2015LPGA最終プロテスト成績表". 日本女子プロゴルフ協会 (2015年7月31日). 2019年5月4日閲覧。
  7. ^ "ファイナルクォリファイングトーナメント結果表2015". 日本女子プロゴルフ協会 (2015年12月4日). 2019年5月4日閲覧。
  8. ^ a b "【LPGA新人戦 選手紹介】三ヶ島かな3ページ目". ALBA.Net (2018年12月5日). 2019年5月4日閲覧。
  9. ^ a b c d 三ヶ島 かな プロフィール詳細の生涯成績・記録を参照
  10. ^ "【2016】ファイナルクォリファイングトーナメント フルリーダーボード". 日本女子プロゴルフ協会. 2019年5月4日閲覧。
  11. ^ "【2017】ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント ペアリング". 日本女子プロゴルフ協会. 2019年5月4日閲覧。
  12. ^ "現シード選手も戦々恐々 LPGAのQT既定変更で海外選手が日本から激減する!?". ALBA.Net (2018年2月26日). 2019年5月4日閲覧。
  13. ^ "【2018】LPGA 最終プロテスト フルリーダーボード". 日本女子プロゴルフ協会. 2019年5月4日閲覧。
  14. ^ "来季はしぶこのコーチと"同郷タッグ" 初優勝へ、三ヶ島かなは青木翔氏に師事". ALBA.Net (2019年12月23日). 2020年3月12日閲覧。
  15. ^ "三ケ島かながツアー初勝利「ホッとした。負けが続いたのでうれしい」". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 27 November 2021. 2021年11月28日閲覧

関連項目

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外部リンク

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1980年代
以前
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1979-89年まではレディーボーデンカップ、90-99年までは明治乳業カップ
永久シード
前年度賞金ランキング
(上位50位以内)
その他の資格
  • 2023年シーズンツアー優勝者:山内日菜子 新垣比菜 佐藤心結 (2024年JLPGAツアー競技者で同年のメルセデスランキング50位以内に該当しない者):
  • 公式戦優勝による複数年シード資格行使者:永峰咲希(行使2年目・2025年まで)
  • 産休からの復帰者(産休前シード選手):テレサ・ルー
  • 特別補償制度適用者:大山志保
  • 産休中:
2018年度
プロテスト合格
ツアー優勝
シード権獲得

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