七歩蛇
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七歩蛇(しちほだ[1] 、しちふじゃ[2] )は日本に伝わる妖怪。
概要
[編集 ]浅井了意の怪異小説集『伽婢子』の中で、京都 東山に出現したとされる奇怪な蛇の一種[2] 。
体長4寸(約12センチメートル)ほどの小さい蛇だが[2] 、姿形は龍そっくりで、4本の足がある。色は真っ赤で鱗の間が金色に光り、耳は立っている[1] 。
この蛇に噛まれた者は、その猛毒により7歩歩かぬ内に死んでしまうので、「七歩蛇」という名前がつけられたという[1] 。
東山西の麓にある浦井という屋敷で、何匹もの奇怪な蛇が出現したのを退治したところ、ある日庭の木々が次々に枯れて倒れ、庭石も砕け散り、砕けた石の下からこの七歩蛇が出てきたとされる[1] 。
脚注
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