ロアーズ
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ロアーズ | |
---|---|
Roar | |
監督 | ノエル・マーシャル |
脚本 | ノエル・マーシャル |
製作 |
ティッピ・ヘドレン ノエル・マーシャル |
製作総指揮 | 植村伴次郎 |
出演者 |
ティッピー・ヘドレン ノエル・マーシャル メラニー・グリフィス |
音楽 | ドミニク・フロンティア |
撮影 | ヤン・デ・ボン |
製作会社 | アメリカン・フィルムワークズ |
配給 |
世界の旗 フィルムウェイズ 日本の旗 日本ヘラルド |
公開 |
オーストラリアの旗 1981年 11月12日 アメリカ合衆国の旗 カナダの旗 2015年 5月 日本の旗 1982年 8月14日 |
上映時間 | 102分 |
製作国 |
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 南アフリカの旗 南アフリカ共和国 |
言語 | 英語 |
製作費 | 17,000,000ドル |
興行収入 | 2,000,000ドル[1] |
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ロアーズ(原題:Roar)は、1981年公開のファミリー映画。当時夫婦であったティッピ・ヘドレンとノエル・マーシャル (英語版)が主演、マーシャルは監督と脚本も務めた。ティッピの実の娘メラニー・グリフィス [2] 、ノエルの実の息子ジョンとジェリーも出演している。
映画には、150頭のライオンや、トラ、ヒョウ、ジャガー、ゾウが登場する[3] 。いずれも訓練されていないものを用いたため、常に70人以上のキャストやクルーが負傷・入院した。
映画は11年をかけて1700万ドルで製作されたが世界中で200万ドルの興行収入しか得られなかった。制作が長期に渡ったことから、ハリウッドが興味を失い、北米では公開されなかったが、2015年5月、これまで史上最も危険な映画の触れ込みで、2015年5月、全米50都市で公開されることとなった[3] 。公開から半年後の11月、Blu-rayソフトとして発売された。
ビデオ邦題は『ロアーズ/猛獣一家はおおさわぎ!』、DVD邦題は『ROAR/ロアー』。
アニマルプラネットでは本作品の裏側をまとめた番組「猛獣映画・撮影の惨劇」をオンエアしている。
キャスト
[編集 ]役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
フジテレビ版 | ||
ハンク | ノエル・マーシャル (英語版) | 柳生博 |
マドレーヌ | ティッピー・ヘドレン | 二階堂有希子 |
ジェリー | ジェリー・マーシャル | 津嘉山正種 |
ジョン | ジョン・マーシャル | 池田秀一 |
メラニー | メラニー・グリフィス | 鶴ひろみ |
マティヴォ | キャロ・マティヴォ | 及川ヒロオ |
プレンティス | スティーヴ・ミラー | 玄田哲章 |
リック | リック・グラシ― | 村松康雄 |
シアンゴ | ピーター・シオンゴ | 秋元羊介 |
アレック | アレクサンドラ・ニューマン | 榊原良子 |
レオナード | レナードボクワ | 藤城裕士 |
フランツ | マイケル・フランツ | 熊倉寛之 |
演出 | 山田悦司 | |
翻訳 | 山田小枝子 | |
効果 | 南部満治 大橋勝次 | |
調整 | ||
制作 | ザック・プロモーション | |
解説 | 高島忠夫 | |
初回放送 | 1984年 8月11日 『ゴールデン洋画劇場』 |
脚注
[編集 ]- ^ Dirks, Tim. "Greatest Box-Office Bombs, Disasters and Flops: The Most Notable Examples". filmsite.org. November 6, 2014閲覧。
- ^ メラニー(1957年生まれ)は、ヘドレンの最初の夫(1952年-1961年)との子ども。
- ^ a b Lindsay Bahr (2015年4月16日). "'Most dangerous movie ever made' charges into theaters". 2015年6月21日閲覧。