ラバー・ブレッツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 「ラバー・ブレッツ」 | |
|---|---|
| 10cc の シングル | |
| 初出アルバム『10cc』 | |
| B面 | ウォーターフォール |
| リリース | |
| 規格 | 7インチ・シングル |
| 録音 | グレーター・マンチェスター ストックポート ストロベリー・スタジオ |
| ジャンル | ロック、ポップス |
| 時間 | |
| レーベル | UKレコード |
| 作詞・作曲 | グレアム・グールドマン、ケヴィン・ゴドレイ、ロル・クレーム |
| プロデュース | 10cc |
| チャート最高順位 | |
| 10cc シングル 年表 | |
|
いけないジョニー (1972年) ラバー・ブレッツ (1973年) ディーン・アンド・アイ (1973年) | |
| テンプレートを表示 | |
「ラバー・ブレッツ[4] 」(Rubber Bullets)は、イギリスのバンド 10ccが1973年に発表した楽曲。10ccのメンバーのうちグレアム・グールドマン、ケヴィン・ゴドレイ、ロル・クレームの3人が共作した。10cc名義では3作目のシングルとして発表され[5] 、全英シングルチャートで1位を獲得。その後、バンドのデビュー・アルバム『10cc』に収録された。
解説
[編集 ]曲の原型はケヴィンとロルによるもので、ミドル・エイトの部分をグレアムが加えて仕上げた。 メンバーのエリック・スチュワートが後年語ったところによれば、歌詞の題材はアッティカ刑務所暴動やジェームズ・キャグニーが出演した古い映画だが[6] 、BBCラジオのプロデューサーは北アイルランド紛争の歌だと解釈して、この曲を放送禁止にした[5] 。しかし、1973年12月25日に放送されたBBC Oneのテレビ番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』では、この曲が演奏されており[7] 、その時の映像は2012年発売のボックス・セット『Tenology』のDVDに収録された。
本作は6月23日付の全英シングルチャートで1位を獲得[8] 。また、アメリカでも10ccのシングルとしては初めてBillboard Hot 100入りを果たした[3] 。
他メディアでの使用例
[編集 ]「ラバー・ブレッツ」は、映画『シャンヌのパリ、そしてアメリカ』(1998年公開)のサウンドトラックで使用された[9] 。
脚注
[編集 ]- ^ Irish Charts - 曲名「RUBBER BULLETS」を入力して検索すれば確認可
- ^ 10 CC | Artist | Official Charts Archived 2014年12月13日, at the Wayback Machine.
- ^ a b 10cc - Awards : AllMusic
- ^ 旧規格CDでの日本語表記は「ラバー・ブリッツ」
- ^ a b Rubber Bullets - 10cc : AllMusic - Review by Dave Thompson
- ^ I Write The Songs - the10ccfanclub - 2013年1月13日閲覧
- ^ 10cc to release 40th Anniversary box set - Uncut.co.uk - 2013年1月13日閲覧
- ^ 1973年06月23日 Top 40 Official UK Singles Archive | Official Charts
- ^ A Soldier's Daughter Never Cries (1998) - Soundtracks - IMDb.com