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ライアン・ハニガン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ライアン・ハニガン
Ryan Hanigan
ボストン・レッドソックスでの現役時代
(2016年6月1日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ワシントンD.C.
生年月日 (1980年08月16日) 1980年 8月16日(44歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2002年 アマチュアFA
初出場 2007年9月9日
最終出場 2017年10月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
この表について
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しかくプロジェクト:野球選手  しかくテンプレート

ライアン・マイケル・ハニガン(Ryan Michael Hanigan , 1980年 8月16日 - )は、 アメリカ合衆国 ワシントンD.C.出身の元プロ野球選手(捕手)。右投右打。

経歴

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プロ入りとレッズ時代

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2002年にドラフト外でシンシナティ・レッズに入団。

2007年9月9日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で代打として出場し、メジャーデビューを果たした。なお、ベン・シーツからメジャー初打席初安打を放っている。

レッズ時代(2009年)

2009年に一旦正捕手の座を掴みかけたが、2010年2011年ラモン・ヘルナンデスと併用された。

2012年も前半戦は若手のデビン・メソラコと併用されたが、後半戦は正捕手に定着し、自己最多の112試合に出場した。盗塁阻止率は両リーグ最高の48.5%を記録した[1]

レイズ時代

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タンパベイ・レイズ時代
(2014年6月28日)

2013年12月3日にレッズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックスタンパベイ・レイズ間の三角トレードで、レイズに移籍。2016年までの3年総額1075万ドル(2017年のオプション付き)で契約した[2]

2014年は開幕から正捕手として42試合に出場していたが、5月28日にハムストリングの故障で15日間の故障者リスト入りした[3] 。最終的には84試合に出場し、打率.218・5本塁打・34打点という打撃成績をマーク。前年に続き打率こそ低かったものの、抜群の選球眼は健在で39三振に対し31四球を選び、出塁率は打率より1割高かった。なお、ハニガンが四球を上回る三振を喫したのは、メジャー1年目の2007年(5試合で1四球・2三振)以来の事である。守備面では失策を1つにとどめ、2年連続となる守備率.998を記録した。

レッドソックス時代

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2014年12月19日にレネ・リベラバーチ・スミスジェイク・バウアーズとのトレードで、ウィル・マイヤーズホセ・カスティーヨヘラルド・レイエスと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した[4] が、数時間後にウィル・ミドルブルックスとのトレードで、ボストン・レッドソックスへ移籍した[5]

2015年は、控え捕手として54試合に出場し、ここ3シーズンで最高の数値となる打率.247に加え、2本塁打・16打点という打撃成績を残した。

2016年もバックアップ捕手として35試合に出場したが、打撃不振が続き打率.171は自己ワーストだった。オフの11月3日にFAとなった[6]

ロッキーズ時代

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2017年1月25日、フィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[6] 。3月28日に自由契約となり、同日中にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだ[7] 。開幕は傘下のAAA級アルバカーキ・アイソトープスで迎え、5月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8] 。オフの11月2日にFAとなった[9]

ロッキーズ退団後

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2018年2月15日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[10] が、3月19日に自由契約となった[6] [11]

人物

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副業で競走馬を飼育している[12]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2007 CIN 5 11 10 3 3 1 0 0 4 2 0 0 0 0 1 1 0 2 0 .300 .364 .400 .764
2008 31 98 85 9 23 2 0 2 31 9 0 0 0 0 10 1 3 9 2 .271 .367 .365 .732
2009 90 293 251 22 66 6 1 3 83 9 0 0 2 1 37 7 2 31 9 .263 .361 .331 .692
2010 70 243 203 25 61 11 0 5 87 40 0 0 1 2 33 4 4 21 6 .300 .405 .429 .834
2011 91 304 266 27 71 6 0 6 95 31 0 0 1 0 35 3 2 32 3 .267 .356 .357 .714
2012 112 371 317 25 87 14 0 2 107 24 0 0 4 3 44 13 3 37 6 .274 .365 .338 .703
2013 75 260 222 17 44 8 0 2 58 21 0 1 2 1 29 9 6 27 7 .198 .306 .261 .567
2014 TB 84 264 225 18 49 9 0 5 73 34 1 0 2 2 31 0 3 39 6 .218 .318 .324 .642
2015 BOS 54 201 174 28 43 8 0 2 57 16 0 0 1 1 20 0 4 39 6 .247 .337 .328 .664
2016 35 113 105 9 18 4 0 1 25 14 0 0 0 0 7 0 1 27 5 .171 .230 .238 .468
2017 COL 33 112 101 9 27 2 0 2 35 12 0 0 1 1 8 2 1 26 5 .267 .324 .347 .671
MLB:11年 680 2269 1959 192 492 71 1 30 655 214 1 1 14 11 255 40 29 290 55 .251 .344 .334 .679
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績

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捕手(C)




















2007 CIN 3 16 0 0 0 1.000 0 1 0 .000
2008 30 186 19 1 4 .995 1 15 8 .348
2009 88 494 44 1 6 .998 3 28 21 .429
2010 68 436 21 4 4 .991 2 28 13 .317
2011 89 541 29 4 6 .993 2 34 18 .346
2012 110 781 48 4 6 .993 3 34 32 .485
2013 72 538 33 1 1 .998 3 18 15 .455
2014 TB 79 540 32 1 5 .998 1 30 8 .211
2015 BOS 53 411 25 3 4 .993 4 24 12 .333
2016 34 258 26 0 3 1.000 18 18 7 .280
2017 COL 30 239 14 1 1 .996 2 10 3 .221
MLB 656 4440 291 20 40 .996 39 240 137 .363
  • 2018年度シーズン終了時

背番号

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  • 65(2007年)
  • 29(2008年 - 2013年)
  • 24(2014年)
  • 10(2015年 - 2016年)
  • 30(2017年)

脚注

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  1. ^ 2012 Major League Baseball Fielding Leaders - Baseball-Reference.com
  2. ^ Official word on the deal Tampa Bay Times
  3. ^ "Rays C Ryan Hanigan to 15-day DL" (英語). ESPN MLB (2014年5月28日). 2014年5月29日閲覧。
  4. ^ "Padres acquire OF Wil Myers in 11-player, three-team trade with Tampa Bay Rays and Washington Nationals" (Press release) (英語). MLB.com (San Diego Padres). 19 December 2014. 2014年12月20日閲覧
  5. ^ "Red Sox acquire catcher Ryan Hanigan from San Diego" (Press release) (英語). MLB.com (Boston Red Sox). 19 December 2014. 2014年12月20日閲覧
  6. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2018年3月20日閲覧。
  7. ^ Thomas Harding (2017年3月28日). "Sources: Rockies sign Hanigan to Minors deal" (英語). MLB.com. 2018年3月20日閲覧。
  8. ^ Thomas Harding (2017年5月3日). "With Wolters on DL, Hanigan called up". MLB.com. http://m.mlb.com/news/article/228157100/tony-wolters-on-dl-ryan-hanigan-called-up/ 2017年5月5日閲覧。 
  9. ^ David Adler (2017年11月5日). "Key free agents for all 30 MLB teams" (英語). MLB.com. 2017年12月28日閲覧。
  10. ^ Jordan Bastian (2017年3月28日). "Hanigan inks Minors deal with Tribe" (英語). MLB.com. 2018年3月20日閲覧。
  11. ^ Jesse Sanchez (2018年3月19日). "Hanigan, Upton Jr. released by Indians" (英語). MLB.com. 2018年3月20日閲覧。
  12. ^ 「タンパベイ・レイズ」『2014MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 21頁

関連項目

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外部リンク

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