モリタエコノス
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本の旗 日本 〒669-1339 兵庫県 三田市テクノパーク28番地 |
設立 | 2003年10月1日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 8122001021864 |
事業内容 | 衛生車・塵芥車・特装車・福祉車両・環境保全車両の製造・販売・修理 |
代表者 | 代表取締役 玉置敏之 |
資本金 | 4億円 |
決算期 | 3月 |
主要株主 | モリタホールディングス 100% |
外部リンク | https://www.morita-econos.com/ |
特記事項:現在の法人は2代目。 初代・株式会社モリタエコノスは1948年3月24日設立。 | |
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株式会社モリタエコノス(MORITA ECONOS CORPORATION)は、バキュームカー、ごみ収集車、福祉車両などの特装車の製造・販売・修理を手掛けている日本の企業。モリタホールディングスの100%子会社。
概要
[編集 ]1948年にモリタが製造する消防車の整備を目的に、森田ポンプサービス工場として設立。モリタエコノス(初代)は2001年にモリタへ吸収合併されたが、2003年10月にモリタのエコノス事業部を分社化する形で2代目法人が設立された[1] 。
バキュームカーの製造は1953年に、「パックマスター」のブランドで展開しているごみ収集車の製造は1956年に開始。バキュームカーに関しては国内トップシェアを誇る[2] 。他にも汚泥吸引車、給水車、福祉車両などの製造も手掛けている[3] [4] 。
沿革
[編集 ]- 1948年3月 - 森田ポンプサービス工場として設立。
- 1953年 - バキュームカーの製造を開始。
- 1956年 - 商号を森田ポンプ特殊工業に変更。ごみ収集車の製造を開始。
- 1960年 - 汚泥吸引車の製造を開始。
- 1965年 - 本社を大阪府 八尾市へ移転。
- 1966年 - 商号を森田特殊機工へ変更。高圧洗浄車の製造を開始。
- 1968年 - 貯水槽清掃車の製造を開始。
- 1997年 - 商号をモリタエコノス(初代)へ変更。
- 2000年 - 訪問入浴車の製造を開始。
- 2001年 - モリタへ吸収合併され、モリタエコノス(初代)は解散。
- 2003年10月 - モリタのエコノス事業部を分社化する形で、モリタエコノス(2代)を設立。
- 2017年 - 本社を兵庫県 三田市へ移転。
主な製品
[編集 ]- バキュームカー - 国内トップシェアを誇る。モリタエコノス本社には、ダイハツ・ミゼットに架装されたバキュームカーがレストアの上展示されている[2] 。
- ごみ収集車 - 回転板式の「パックマスター」と圧縮板式の「プレスマスター」の2種類を製造・販売している[5] 。
- 高圧洗浄車「ハイブレクリーナー」
- 強力吸引車「パワフルマスター」[3]
- 汚泥吸引車「バキュームダンパー」[3]
- 貯水槽清掃車「ショットフラッシャー」
- 散水車
- 飲料給水車
- 訪問入浴車「湯の香」 - 以前はマツダ・ボンゴベースであったが、自社生産終了に伴い日産・NV200バネットベースへ変更[4] 。
脚注
[編集 ]- ^ 会社分割による「エコノス事業部門」の分社化に関するお知らせモリタ 2003年8月1日
- ^ a b 最近バキュームカーを見なくなった? じつは目立たず進化し活躍している「衛生車」最新事情Auto Messe Web 2022年7月23日
- ^ a b c 吸引風量16%向上...モリタエコノスが投入「土砂・汚泥吸引車」が解決する社会課題ニュースイッチ 2022年6月22日
- ^ a b モリタエコノス、訪問入浴車を日産車ベースに 荷室レイアウト変更、スペース有効に日刊自動車新聞 2019年10月30日
- ^ 見た目も中身も大きく変身! 進化し続ける身近な特装車 塵芥車の最新モデルを一挙大公開!ベストカーweb 2021年7月25日