ママコチャ (競走馬)
ママコチャ | |||
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2023年12月23日 阪神競馬場 | |||
欧字表記 | Mama Cocha[1] | ||
品種 | サラブレッド [1] | ||
性別 | 牝 [1] | ||
毛色 | 鹿毛 [1] | ||
生誕 | 2019年 4月5日(5歳)[1] | ||
父 | クロフネ [1] | ||
母 | ブチコ [1] | ||
母の父 | キングカメハメハ [1] | ||
生国 | 日本の旗 日本(北海道 安平町)[1] | ||
生産者 | ノーザンファーム [1] | ||
馬主 | 金子真人ホールディングス(株)[1] | ||
調教師 | 池江泰寿(栗東)[1] | ||
競走成績 | |||
タイトル | JRA賞最優秀スプリンター(2023年)[1] | ||
生涯成績 | 16戦6勝[1] | ||
獲得賞金 |
3億1550万9000円[1] (2024年9月8日現在) | ||
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ママコチャ(欧字名:Mama Cocha、2019年 4月5日 - )は、日本の競走馬 [1] 。2023年のスプリンターズステークスの勝ち馬である。
2023年度のJRA賞最優秀スプリンターである。
戦績
[編集 ]ノーザンファームの生産で、父クロフネ・母ブチコと同様に金子真人ホールディングスの所有馬となった。インカ神話の海の女神(ママ・コチャ)から採って「ママコチャ」と命名され、栗東トレーニングセンターの池江泰寿厩舎に預けられた[2] 。
2歳(2021年)
[編集 ]6月26日阪神芝1400mの2歳新馬戦で福永祐一を背に2番人気で出走。道中中団のやや後ろでレースを進めるも直線で伸び切れず8着に敗れる。なお、この新馬戦には後に重賞を勝利するドンフランキーとアグリも出走していた。9月18日中京芝1600mの2歳未勝利戦3着を挟み、10月24日阪神芝1400mの2歳未勝利戦では2番手追走から直線で抜け出すと後続に2馬身半差をつけ3戦目で初勝利を挙げる。重賞初挑戦となったファンタジーステークスでは道中4番手追走から直線で懸命に脚を伸ばしたがウォーターナビレラの3着に敗れ、2歳シーズンを終えた[3] 。
3歳(2022年)
[編集 ]2月5日のエルフィンステークスでは4番手追走から脚を伸ばすも先に抜け出したアルーリングウェイを捕えられず2着。その後、6月19日阪神芝1400mの3歳上1勝クラスでは3番手追走から最後の直線で逃げ粘るエイシンピクセルをクビ差かわして2勝目を挙げる。7月30日の豊栄特別では好位追走から直線で抜け出すと後続に3馬身半差をつけ快勝。続く納屋橋ステークスでは道中2・3番手追走から直線で内を突いて抜け出し3連勝となり、オープン入りする。12月17日のターコイズステークスでは好位追走も伸びあぐねて5着に終わる[4] 。
4歳(2023年)
[編集 ]4月8日の阪神牝馬ステークスではスタートでの出遅れが響いて9着に敗れる[5] 。続く5月28日のリステッド・安土城ステークスでは好位追走から直線で抜け出すと最後はビーアストニッシドに3馬身差をつけ、タイレコードで快勝してオープン特別初勝利となった[6] 。8月20日の北九州記念では中団追走から直線で鋭く脚を伸ばすも、逃げるジャスパークローネを捕えきれず2着に敗れた[7] 。10月1日のスプリンターズステークスでは好位の3番手追走から直線で抜け出すと最後は内から伸びてきたマッドクールとの叩き合いをハナ差で制し、G1初制覇を果たした[8] 。年内最終戦の阪神カップは1番人気に支持されたが、伸びきれず5着に敗れた。
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2023年スプリンターズステークス
競走成績
[編集 ]以下の内容は、netkeiba.comの情報[9] およびJBISサーチ[10] の情報に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2021. 06.26 | 阪神 | 2歳新馬 | 芝1400m(良) | 17 | 8 | 17 | 004.00(2人) | 08着 | R1:24.8(34.5) | -0.6 | 0福永祐一 | 54 | タガノフィナーレ | 468 | |
0000.09.18 | 中京 | 2歳未勝利 | 芝1600m(不) | 13 | 3 | 4 | 004.10(2人) | 03着 | R1:36.9(35.9) | -0.1 | 0岩田望来 | 54 | ピンクマクフィー | 478 | |
0000.10.24 | 阪神 | 2歳未勝利 | 芝1400m(良) | 16 | 5 | 10 | 004.10(1人) | 01着 | R1:20.9(34.9) | -0.4 | 0松山弘平 | 54 | (ジャングロ) | 468 | |
0000.11.06 | 阪神 | ファンタジーS | GIII | 芝1400m(良) | 10 | 8 | 9 | 004.40(3人) | 03着 | R1:21.5(34.8) | -0.4 | 0藤岡佑介 | 54 | ウォーターナビレラ | 468 |
2022. 02.05 | 中京 | エルフィンS | L | 芝1600m(良) | 10 | 2 | 2 | 004.50(3人) | 02着 | R1:34.2(34.8) | -0.2 | 0岩田望来 | 54 | アルーリングウェイ | 466 |
0000.06.19 | 阪神 | 3歳上1勝クラス | 芝1400m(良) | 13 | 8 | 12 | 001.30(1人) | 01着 | R1:20.3(34.0) | -0.1 | 0松山弘平 | 52 | (エイシンピクセル) | 470 | |
0000.07.30 | 新潟 | 豊栄特別 | 2勝 | 芝1600m(良) | 18 | 5 | 9 | 002.60(1人) | 01着 | R1:31.7(33.3) | -0.6 | 0松山弘平 | 52 | (ヴァモスロード) | 482 |
0000.09.18 | 中京 | 納屋橋S | 3勝 | 芝1600m(良) | 13 | 1 | 1 | 001.30(1人) | 01着 | R1:33.4(33.2) | -0.1 | 0松山弘平 | 53 | (ヴィルヘルム) | 484 |
0000.12.17 | 中山 | ターコイズS | GIII | 芝1600m(良) | 16 | 1 | 2 | 003.20(1人) | 05着 | R1:33.7(34.7) | -0.2 | 0松山弘平 | 53 | ミスニューヨーク | 478 |
2023. 04.08 | 阪神 | 阪神牝馬S | GII | 芝1600m(稍) | 12 | 5 | 5 | 005.00(3人) | 09着 | R1:34.6(34.7) | -0.7 | 0松山弘平 | 55 | サウンドビバーチェ | 484 |
0000.05.28 | 京都 | 安土城S | L | 芝1400m(良) | 18 | 6 | 12 | 003.10(1人) | 01着 | R1:19.0(33.0) | -0.5 | 0鮫島克駿 | 54 | (ビーアストニッシド) | 484 |
0000.08.20 | 小倉 | 北九州記念 | GIII | 芝1200m(良) | 18 | 5 | 9 | 003.00(1人) | 02着 | R1:07.4(33.9) | -0.1 | 0鮫島克駿 | 55.5 | ジャスパークローネ | 492 |
0000.10.01 | 中山 | スプリンターズS | GI | 芝1200m(良) | 16 | 3 | 6 | 004.90(3人) | 01着 | R1:08.0(34.5) | -0.0 | 0川田将雅 | 56 | (マッドクール) | 490 |
0000.12.23 | 阪神 | 阪神C | GII | 芝1400m(良) | 17 | 7 | 13 | 003.10(1人) | 05着 | R1:19.5(34.9) | -0.2 | 0川田将雅 | 56 | ウインマーベル | 486 |
2024. 03.24 | 中京 | 高松宮記念 | GI | 芝1200m(重) | 18 | 7 | 14 | 008.00(3人) | 08着 | R1:09.9(34.8) | -1.0 | 0川田将雅 | 56 | マッドクール | 488 |
0000.09.08 | 中京 | セントウルS | GII | 芝1200m(良) | 18 | 8 | 18 | 008.00(4人) | 02着 | R1:07.8(33.9) | -0.1 | 0鮫島克駿 | 57 | トウシンマカオ | 498 |
- 競走成績は2024年9月8日現在
血統表
[編集 ]Blue Avenue
アメリカ 芦毛 1990 Classic Go Go Pago Pago
Manfath *ラストタイクーン
Wave Wind Topsider
- 全姉に2020年阪神ジュベナイルフィリーズ、2021年桜花賞、2022年ヴィクトリアマイルを優勝したソダシ(白毛)がいる。
- 母、祖母ともに白毛。
- 母はJRAでダート4勝、祖母は未勝利。
- 母の半姉にJpnII関東オークスなどダートグレード競走3勝のユキチャン(白毛)、その産駒に羽田盃を優勝したアマンテビアンコ(白毛)、孫に小倉2歳ステークス・ファンタジーステークス・チューリップ賞・シルクロードステークス・京王杯スプリングカップ・セントウルステークスを優勝したメイケイエール(鹿毛)がいる。
- その他に母の半姉マシュマロの子に白毛として史上初めてJRA重賞勝利(レパードステークス・函館記念)のハヤヤッコがいる。
- 祖母ウェイブウインドの5代母に伊オークス馬のミカエラ(Michaela)、さらにその祖母はイタリアの名匠フェデリコ・テシオが所有していた伊ダービー・伊オークス馬のファウスタ(fausta)である。
脚注
[編集 ]注釈
[編集 ]出典
[編集 ]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p "ママコチャ". JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年12月23日閲覧。
- ^ "競走馬情報 - ママコチャ". jra.go.jp. 日本中央競馬会. 2023年10月1日閲覧。
- ^ 【ファンタジーS】ソダシの全妹ママコチャは3着どまり 藤岡佑介騎手「枠なりの競馬になった」スポーツ報知、2021年11月6日配信・閲覧
- ^ 【ターコイズS】ソダシの全妹ママコチャは5着で連勝ストップ 松山「思ったよりはじけませんでした」サンケイスポーツ、2022年12月17日配信・閲覧
- ^ 【阪神牝馬S】ママコチャ9着 全姉ソダシとの対決切符獲得逃す 松山弘平騎手「出遅れて厳しい流れに」スポーツ報知、2023年4月8日配信・閲覧
- ^ 【安土城S】ソダシの全妹ママコチャがタイレコードの完勝でオープン初Vサンケイスポーツ、2023年5月28日配信・閲覧
- ^ 【北九州記念】1番人気のママコチャは半馬身及ばず2着サンケイスポーツ、2023年8月20日配信・閲覧
- ^ 【スプリンターズS】ソダシ全妹ママコチャ、鼻差の接戦制してG1初制覇日刊スポーツ、2023年10月1日配信・閲覧
- ^ "ママコチャの競走成績 | 競走馬データ - netkeiba". netkeiba.com. 2023年10月2日閲覧。
- ^ "ママコチャ 競走成績". JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年10月2日閲覧。
- ^ a b c "血統情報:5代血統表|ママコチャ". JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年10月1日閲覧。
- ^ a b c d "ママコチャの血統表|競走馬データ - netkeiba". netkeiba.com. 2023年10月1日閲覧。
外部リンク
[編集 ]日本の旗 スプリンターズステークス勝ち馬 | |
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国際競走指定前: 第20回(1986年) ドウカンテスコ 第38回(2004年) 日本の旗 カルストンライトオ |