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ボレミトール

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(2020年8月)
Volemitol

(2R,3R,5R,6R)-heptane-1,2,3,4,5,6,7-heptol

別称
D-glycero-D-talo-heptitol, alpha-sedoheptitol,
beta-mannoheptitol
識別情報
CAS登録番号 488-38-0
ChemSpider 390172  チェック
  • O[C@@H]([C@@H](O)C(O)[C@H](O)[C@H](O)CO)CO
  • InChI=1S/C7H16O7/c8-1-3(10)5(12)7(14)6(13)4(11)2-9/h3-14H,1-2H2/t3-,4-,5-,6-/m1/s1 チェック
    Key: OXQKEKGBFMQTML-KVTDHHQDSA-N チェック
特性
化学式 C7H16O7
モル質量 212.2 g mol−1
融点

152-153 °C

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ボレミトール(Volemitol)は、天然に存在する7炭素の糖アルコールである。紅藻菌類蘚類地衣類等、植物界に広く分布する。また、大腸菌リポ多糖中にも見られる。サクラソウ属等のいくつかの高等植物では、ボレミトールは、重要な生理学的な役割を果たしている。その役割には、光合成産物、師部の移行、炭化水素の貯蔵等がある。

この物質は、天然の甘味料として用いられる。

ボレミトールは、1889年にフランスの化学者エミール・ブルクロチチタケから最初に単離した[1]

出典

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  1. ^ E. Bourquelot, Bull. Soc. Mycol. Fr., 5 (1889) 132.

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