コンテンツにスキップ
Wikipedia

ペッバーンボーン・ゴーキャットジム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この存命人物の記事には検証可能出典が不足しています 信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります
出典検索?"ペッバーンボーン・ゴーキャットジム" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2017年2月)
ペッチバーンボーン・ゴーキャットジム
基本情報
本名 Karoon Jarupianlerd
通称 ペッチバーンボーン・ソー・タナピンヨー
階級 スーパーフライ級
身長 165cm
リーチ 170cm
国籍 タイ王国の旗 タイ
誕生日 (1985年08月15日) 1985年 8月15日(39歳)
出身地 バンコク
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 48
勝ち 39
KO勝ち 18
敗け 8
引き分け 1
テンプレートを表示

ペッチバーンボーン・ゴーキャットジム(: เพชรบางบอน ส.ธนะภิญโญ: Petchbarngborn Kokietgym1985年 8月15日 - )は、タイプロボクサーバンコク出身。第15代PABA フライ級王者。第14代PABAスーパーフライ級王者。PABA2階級制覇王者。

河野公平井上尚弥と対戦する為に「ペッチバンボーン・ゴーキャットジム」のリングネームで日本のリングに立っている為、多くの日本語表記の記事で「ペッチバンボーン・ゴーキャットジム」と表記されている。

来歴

[編集 ]

2009年6月1日、バンコクラジャダムナン・スタジアムでウィーラサック・チュワタナとスーパーフライ級6回戦を行い、6回判定負けを喫しデビュー戦を白星で飾れなかった。

2009年8月30日、バンコクのラジャダムナン・スタジアムでプライカーン・GTジムと対戦し、プロ初勝利となる3回TKO勝ちを収めた。

2009年10月15日、バンコクのラジャダムナン・スタジアムでタミンカーオ・ソー・ターンティップとタイライトフライ級王座決定戦を行い、10回判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した。

2009年11月30日、バンコクのラジャダムナン・スタジアムでタミンカーオ・ソー・ターンティップとタイライトフライ級王座決定戦を行い、8回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。前戦に引き分けたタミンカーオとのダイレクトリマッチを制し初戴冠を果たした。

2010年2月19日、パトゥムターニー県パトゥムターニー大学ヨーッモンコン・ウォー・センテープと対戦し、6回判定負けを喫した。

2010年3月26日、ウッタラディット県でデンチャイレック・クラティンデーンジムとフライ級6回戦を行い、6回判定負けを喫した。

2010年5月22日、兵庫県 神戸市神戸市立中央体育館で高野誠三とスーパーバンタム級8回戦を行い、8回0-3(76-79、75-78、72-80)の判定負けを喫した。

2010年7月25日、愛知県 刈谷市あいおいホールで松浦克哉とフライ級8回戦を行い、8回0-3(75-79、73-79、74-80)の判定負けを喫した[1]

2011年5月12日、スラートターニー県サムイ島ワンディー・シンワンチャーABCOスーパーフライ級コンチネンタル王座決定戦を行い、8回1分52秒、2-1(76-75、77-74、75-76)の負傷判定勝ちを収め王座獲得に成功した[2] [3]

2012年2月20日、チュムポーン県トゥンタコー郡でロネレックス・ダルトと対戦し、12回3-0の判定勝ちを収めABCOコンチネンタル王座の初防衛に成功した。

2012年5月29日、プーケット県のバングラ・ボクシング・スタジアムでアルウィ・アルハブシと対戦し、初回2分14秒TKO勝ちを収めABCOコンチネンタル王座の2度目の防衛に成功した。

2012年7月24日、サムットサーコーン県でエルバート・グアルダリオと対戦し、12回3-0(116-112、117-111が2者)の判定勝ちを収めABCOコンチネンタル王座の3度目の防衛に成功した。

2012年9月10日、東京都 文京区後楽園ホールで日本スーパーフライ級9位の河野公平とスーパーフライ級8回戦を行い、8回0-3(75-77、76-77、75-78)の判定負けを喫した[4]

2012年10月12日、バンコクのサトリウィッタヤ高校でキッド・スリヤナとPABAスーパーフライ級暫定王座決定戦を行い、2回1分42秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年12月31日、東京都大田区大田区総合体育館で金城智哉とフライ級8回戦を行い、初回1分2秒KO勝ちを収めた[5]

2013年4月9日、ソンクラー県 ハートヤイ郡チラナコーン・スタジアムでマイケル・エスコビアとPABAフライ級王座決定戦を行い、12回3-0(117-111、116-113、115-112)の判定勝ちを収めPABA王座の2階級制覇を達成した。

2013年6月14日、チャイヤプーム県でアーディン・ディアレとWBOオリエンタルスーパーフライ級暫定王座決定戦を行い、12回3-0(115-113が2者、117-111)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2013年9月11日、大阪府 大阪市大阪府立体育会館石田匠とスーパーフライ級8回戦を行い、2回1分30秒KO負けを喫した。

2013年12月27日、ムックダーハーン県のインドシナマーケットでジェミー・ゴーベルとPABAスーパーフライ級暫定王座決定戦を行い、2回1分50秒KO勝ちを収め1年2ヵ月ぶりにPABAスーパーフライ級暫定王座に返り咲いた。

2014年2月27日、カーラシン県でジョエル・クォンとPABAスーパーフライ級王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収めPABAから正規王座に認定された。(記録上は暫定王座の初防衛)

2014年6月6日、ラオスサワンナケート県でアニス・セウフィンと対戦し、12回3-0の判定勝ちを収めPABA王座の2度目の防衛に成功した。

2014年7月25日、サムットプラーカーン県でフェルナンド・ルマカドとWBOアジア太平洋スーパーフライ級暫定王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2014年10月3日、ナコーンラーチャシーマー県のワット・バーン・ライでキム・キチャンと対戦し、3回KO勝ちを収めPABA王座の3度目の防衛に成功した。

2014年11月8日、ナコーンラーチャシーマー県でマクレア・ガンディオンコと対戦し、9回KO勝ちを収めWBOアジア太平洋暫定王座の初防衛に成功した。

2015年1月10日、ナコーンパトム県でジョン・バジャワと対戦し、4回にバジャワが棄権した為PABA王座の4度目の防衛に成功した。

2015年3月1日、ナコーンパトム県でフランス・ダムール・パルエと対戦し、8回TKO勝ちを収めPABA王座の5度目の防衛に成功した。

2015年5月15日、ロッブリー県 バーンミー郡でトミー・セランとWBOアジア太平洋スーパーフライ級王座決定戦を行い、5回TKO勝ちを収めWBOからWBOアジア太平洋王座の正規王座に認定された。(記録上は暫定王座の2度目の防衛)

2015年7月3日、ラオスのサワンナケート県でフランス・ダムール・パルエと対戦し、12回3-0の判定勝ちを収めWBOアジア太平洋王座の3度目の防衛に成功した。

2015年9月25日、プラチュワップキーリーカン県でエスピノス・サブと対戦し、12回3-0の判定勝ちを収めPABA王座の6度目の防衛に成功した。

2015年11月6日、プラチュワップキーリーカン県でヘンキー・バランサノと対戦し、5回KO勝ちを収めPABA王座の7度目の防衛に成功した。

2015年12月5日、バンコクザ・ロイヤル・プラザでジョン・バジャワとABCOスーパーフライ級コンチネンタル王座決定戦を行い、10回にバジャワが棄権した為、ABCOコンチネンタル王座への返り咲きに成功した[6]

2016年2月28日、バンコクラッチャダーピセーク通りスアンルム・ナイトバザールでフランス・ダムール・パルエと対戦し、2回KO勝ちを収めABCOコンチネンタル王座の初防衛に成功した。

2016年4月11日、ラムパーン県 メータ郡ノルディ・マナカネと対戦し、12回3-0の判定勝ちを収めABCOコンチネンタル王座の2度目の防衛に成功した。

2016年5月4日、同年6月4日にリヴァプールエコー・アリーナ・リヴァプールポール・バトラーとWBO世界スーパーフライ級挑戦者決定戦を行うことが決定した[7] [8]

2016年6月4日、リヴァプールのエコー・アリーナ・リヴァプールでポール・バトラーとWBO世界スーパーフライ級挑戦者決定戦を行う予定だったが、前日計量でバトラーに体重超過があり失格となった為、試合は中止となった[9]

2016年7月18日、WBO世界スーパーフライ級1位のオマール・ナルバエスの辞退、WBO世界スーパーフライ級2位のゾラニ・テテバンタム級転向の意向、上述のバトラー戦の中止を経て同年9月4日に神奈川県 座間市スカイアリーナ座間でWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥と対戦することが決定した[10]

2016年9月4日、神奈川県座間市のスカイアリーナ座間でWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥と対戦し、10回3分3秒KO負けを喫し王座獲得に失敗した[11] [12]

2017年1月9日、タイでサムエル・テフアヨと対戦し、12回3-0(×ばつ2)の判定勝ちを収めPABA王座の8度目の防衛に成功した[13]

2022年7月12日、後楽園ホールで中嶋一輝とスーパーバンタム級8回戦で対戦し、5回2分3秒TKO負けを喫した[14]

2023年2月25日、亀田京之介とフェザー級10回戦で対戦し、10回判定0-3で破れた[15]

2023年8月5日、神戸市立中央体育館にてスーパーバンタム級6回戦で与那覇勇気と対戦し、6回1-2判定負けを喫した[16]

2024年3月2日、後楽園ホールで内構拳斗とスーパーバンタム級8回戦で対戦し、8回0-3の判定負けを喫した[17]

獲得タイトル

[編集 ]
  • タイライトフライ級王座
  • ABCO スーパーフライ級コンチネンタル王座
  • PABAスーパーフライ級暫定王座(防衛0)
  • 第15代PABAフライ級王座(防衛0)
  • WBOオリエンタルスーパーフライ級暫定王座
  • PABAスーパーフライ級暫定王座(2期目、防衛1=正規王座に認定)
  • 第14代PABAスーパーフライ級王座(防衛7)
  • WBOアジア太平洋スーパーフライ級暫定王座
  • WBOアジア太平洋スーパーフライ級王座

脚注

[編集 ]
  1. ^ 松田ジムの3選手がタイ相手に白星 刈谷市夜の部結果 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年7月25日
  2. ^ Petchbanborn defeats Wandee Fightnews.com 2011年5月12日
  3. ^ 勝ったのはカニター、タイのWBC女子シルバー戦同門対決 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年5月12日
  4. ^ 河野が世界ランカーに勝利 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年9月10日
  5. ^ 河野が王座奪取 テーパリットを4回KO ボクシングニュース「Box-on!」 2012年12月31日
  6. ^ THREE THAIS TAKE ASIA TITLES ABCO公式サイト 2015年12月30日
  7. ^ Butler-Kokietgym in WBO title eliminator on June 4 Fightnews.com 2016年5月4日
  8. ^ 6.4英リバプールで井上尚弥の挑戦者決定戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年5月7日
  9. ^ スミスが圧勝V2、井上尚弥の挑戦者決定戦は中止 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年6月5日
  10. ^ 井上尚弥のV3戦決定、ロマゴン階級アップに刺激 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月18日
  11. ^ Inoue keeps WBO 115lb belt by tenth round KO over #1 Petchbangborn Fightnews.com 2016年9月4日
  12. ^ 井上尚弥が10回KO勝ちでV3、腰痛で本来の力出せず Boxing News(ボクシングニュース) 2016年9月4日
  13. ^ Asian Fight Scene (asianfightscene) - Facebook
  14. ^ 元OPBFバンタム級王者の中嶋一輝 かつての井上尚弥の挑戦者に5回TKO勝ちBoxing News(ボクシングニュース)2022年7月12日
  15. ^ WBA・S・バンタム級2位の亀田和毅が世界ランカーにTKO勝ち 金平会長「秋に日本で世界戦を」Boxing News(ボクシングニュース)2023年2月26日
  16. ^ 小林豪己V2失敗、36歳大内淳雅初戴冠 黒木優子はWBO&WBA女子統一王者に」Boxing News(ボクシングニュース)2023年8月6日
  17. ^ ホープ高見亨介が快勝 敗れた43歳の元王者、堀川謙一は引退 村田昴は無傷の6連続KOマーク」Boxing News(ボクシングニュース)2024年3月2日

関連項目

[編集 ]

外部リンク

[編集 ]
暫定王座決定戦 対戦者
キッド・スリヤナ PABA スーパーフライ級 暫定王者
2012年10月12日 - 2013年2月(返上)
次暫定王者
返上により消滅
空位
前タイトル保持者
デンチャイレック・クラティンデーンジム 第15代PABA フライ級王者

2013年4月9日 - 2013年9月(返上)

空位
次タイトル獲得者
裵永吉
暫定王座決定戦 対戦者
ジェミー・ゴーベル PABA スーパーフライ級 暫定王者
2013年12月27日 - 2014年2月27日
次暫定王者
正規認定により消滅
空位
前タイトル保持者
ノラシン・ゴーキャットジム 第14代PABA スーパーフライ級王者

2014年2月27日 - 現在

次王者
N/A

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /